内容説明
この戦争は、必要のない戦争であった。大戦を回避するシナリオはあったのか。そして、大戦から得るべき教訓とは何か。第二次大戦への道は、日本のみならず、ヒトラー、スターリン、そしてルーズベルト、チャーチルも錯誤の連続であった。
目次
ノモンハン
ヒトラーとスターリン
手玉に取られた日本
地図から消えたポーランド
冬戦争
スカンジナビア半島
パリ陥落する
バトル・オブ・ブリテン
亡国行きのバスに乗ってしまった日本
四国同盟構想
ルーズベルト大統領三選
独ソ戦勃発
南か北か
総力戦分析と陸海軍戦略
ドイツの進撃止まる(陸軍参謀本部の錯誤)
南方作戦始動する
真珠湾攻撃計画(海軍の錯誤)
荻外荘
開戦決定する
ハルノート
真珠湾
モスクワ
シンガポール
エピローグ
著者等紹介
石塚康彦[イシズカヤスヒコ]
1962年埼玉県生まれ。立教大学経済学部卒業後、自動車業界に勤務、退職後、近現代史を中心とした作家活動を開始する。今回は、その第一作目となる。長年にわたり、国内外、リベラル・保守を問わず、様々な書籍を猟歩し、「複眼思考」をモットーに近現代史の研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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