内容説明
春菜は、自分は生涯絶対守ろうと自分に誓った。「自分の目で見て、自分の耳で聞いたこと以外のあやふやな話は絶対に信じない」と。十七歳の冬木春菜が、初めて体験したことは、少しだけ春菜を大人にした。明るいクラスメート・親切な先輩・良い先生たちに出会えて、初めは少し不本意だった山下女子学院高等学校が、春菜は何時の間にか大好きになっていた。昭和30年代ノスタルジックストーリー。
著者等紹介
福田眞由美[フクダマユミ]
1941年神奈川県生まれ。1964年国學院大學文学部卒業。私立高校国語科の教諭を経て、横浜市立小学校教諭となる。2001年定年退職後臨時任用として1年間、3年生担任。後引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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