内容説明
歴史探究は、読解に始まり読解に終わる。固有の文字を持たない日本古代の記録の多くは、日本語を漢語漢文に翻訳した文書と言えます。そして句読点の無い古い記録(文献)の読解は、語義と語法(文法)によって句読点を打つことから始まります。
目次
1 三経義疏(『勝鬘経義疏』)
2 法隆寺
3 中宮寺「繍帳」(天寿国繍帳)
4 釈迦如来坐像光背銘
5 『日本書紀』での太子の記述
6 斑鳩宮襲撃事件
別稿 「憲法十七条」訳注(上宮太子論別稿)
付録 1『弘仁私記』序文(訳注)
付録 2「蘇我入鹿暗殺事件」のその時
付録 3『日本書紀』から消えた「序」
著者等紹介
松本繁[マツモトシゲル]
1952年生まれ。職業:自営業「松本キッチンプランニング事務所」(東京都足立区)。歴史学は50歳を過ぎてからの独学で、「聖徳太子」と「伊勢神宮の創始」が中心テーマ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- Niels Lyhne