内容説明
アトピー性皮膚炎の初期治療を失敗しないためには、生涯を通しての症状の変遷を知っておくべきである。
目次
アトピー性皮膚炎患者の生涯における皮膚症状の推移
アトピー性皮膚炎の診断基準自体が未完成
アトピー性皮膚炎は疾患名ではなく症状名と考えるべき
Itch‐Scratch Cycle
アトピー性皮膚炎とアレルギーの関係は?
アトピー性皮膚炎の皮膚症状とは
なぜ痒くなったり湿疹ができたりするのか
掻きグセのはじまりは乳児の顔面の湿疹から
掻きグセが付いた後は
掻きグセには一定の行動パターンがある〔ほか〕
著者等紹介
稲葉葉一[イナバヨウイチ]
1957年5月23日生。1985年4月福岡大学医学部卒業。同4月熊本大学医学部附属病院皮膚科勤務。1992年7月社会保険下関厚生病院皮膚科勤務。1994年8月熊本大学医学部附属病院皮膚科勤務。1995年4月NTT九州病院皮膚科勤務。2001年4月アトピー性皮膚炎専門クリニック、三里木皮膚アレルギークリニック開業。2010年4月アトピアクリニックに名称変更。専門分野、皮膚・アレルギー、特にアトピー性皮膚炎。研究分野、ヒトパピローマウイルス(ウイルスと発癌:特に子宮頸癌の予防と治療)、ポリフェノール(リグニン)と抗ウイルス作用・抗癌作用、新爪白癬外用療法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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