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スピノザの宗教観―感謝の観念を中心として

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  • サイズ 46判/ページ数 148p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784866414478
  • NDC分類 135.2
  • Cコード C0014

内容説明

スピノザは主著『エチカ』において、理想とした自由なる人相互の間に真の感謝がみられると述べている。神に対してはどうか。スピノザの明言はない。神に対する知的愛は感謝といえるのか、問わねばならない。感謝は成熟した感情である。「稔るほど、こうべを垂るる稲穂かな」

目次

第1章 スピノザの宗教観(宗教か哲学か;信仰による宗教;知性による宗教;知性による宗教―続き)
第2章 スピノザの思想における「感謝」
第3章 「感謝」の構造(…が;…に対して;…について;感謝する)
第4章 神に対する知的愛は感謝といえるか(問い;応答;結び)
第5章 回顧と展望

著者等紹介

淺野章[アサノアキラ]
1929年北海道生まれ。空知郡赤平町茂尻礦業所で育つ。1949年より1956年まで国立白川療養所(札幌市)入所。退所者の死生転換を経験。1967年慶應義塾大学文学部(通信教育課程)卒業。2002年日本大学大学院総合社会情報研究科(人間科学)修士卒業。2006年同博士課程単位取得満期退学。1959年より1989年まで北海道大学勤務(文部技官)。所属学会:日本実験動物技術者協会、日本臨床検査医学会、日本生命倫理学会、日本宗教学会、実存思想協会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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