内容説明
シソの起源を探る。1910年代にレモンエゴマとトラノオジソが発見されて以来のシソ属の新種発見!「セトエゴマ」と命名。
目次
第1章 シソとエゴマの多様性(形態;品種)
第2章 シソとエゴマの遺伝学(交配実験;アカジソ、アオジソ、カタメンジソ;精油型;がくにおける精油生成の遺伝子支配;腺鱗の少ないシソ;チリメンジソトオオバジソ;分果の硬さと色調の遺伝)
第3章 わが国のシソ属野生種について(レモンエゴマ;トラノオジソ;「セトエゴマ」;類縁関係を探る)
第4章 シソPerilla属植物の再考(日本産シソ属の再分類;国外のシソ属植物;シソの祖先種について)
著者等紹介
本多義昭[ホンダギショウ]
1943年滋賀県生まれ。京都大学薬学部卒業。薬学博士。京都大学教授、薬学部附属薬用植物園長を経て、2007年京都大学名誉教授。その後、姫路獨協大学薬学部教授、薬学部長、学長。2019年姫路獨協大学名誉教授。研究分野は生薬学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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