内容説明
「タンスの中まで知る」との伝説も残る、扱者と帳場前主の関係は究極のONE TO ONEマーケティングといえます。素人集団を最強のONE TO ONEマーケティングチームに変えたそのノウハウを帳場制度の歴史とともに明らかにします。
目次
第1章 お得意様営業の働き方(お得意様営業とは何か?;お得意様営業の働き方の概要 ほか)
第2章 顧客戦略の目指すべき方向性(育成すべき「優良顧客」を定義する;将来の「優良顧客」をどうやって発掘するのか? ほか)
第3章 帳場制度の歴史(「帳場」の意味を考える;「売帳場」の設置 ほか)
第4章 資料編(「市原晃社長の孤独なる闘争」『週刊東洋経済』(1985年2月9日)
「三越、個人向け外商で攻勢―本店に専門部隊、自社カードの加入促進も。」『日本経済新聞』(1991年11月25日) ほか)
著者等紹介
鈴木一正[スズキカズマサ]
1990年3月慶應義塾大学経済学部卒業。1990年4月(株)三越入社。1994年9月より三越労働組合専従。人事・賃金制度の設計、労働時間管理の適正化や福利厚生諸制度の改善等に取り組むことに加え、経営諸施策に対して組合員の声を踏まえた意見・提言をおこなう。三越労働組合最後の中央執行委員長として(株)伊勢丹との経営統合に伴う労働条件諸制度の見直し等に対応する。2010年6月退任。2010年8月より(株)三越伊勢丹三越日本橋本店お得意様営業部(個人営業部門)のマネジャーとして、営業未経験メンバーのチームを率いてお買上が伸び悩むお客様との関係づくりを実践し、部門トップの業績拡大を実現する。2014年より企画担当リーダーとなり、このノウハウをマニュアル化、部門全体の営業改革に取り組んできた。現在、お得意様育成事務所スズセイ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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