内容説明
この本を読んだらきっとあなたも社会を変えたくなる。見えない貧困に立ち向かうフードバンク。すべては子どもたちの笑顔のために―
目次
第1章 フードバンクから見えた子どもの貧困(「1日に豆腐一丁しか食べさせられなかった」;「お母さん、買わなくていいよ」親の厳しい経済状況を子どもは気遣う;「渡せなかった500円」親の悲しみ;「正月のお年玉を集めて米を買った」お腹をすかせている子ども達;「これはお宝だぁ!」子ども達に笑顔と希望を届けたい)
第2章 調査から見える子どもの貧困(誰もが陥るかもしれない貧困―「見えない貧困の実態」を調査;日本の子どもの貧困は見えにくい;声を上げられない子ども達;教育現場から見た貧困の実態―「弟妹にご飯を食べさせる為に自分はあまり食べない」)
第3章 フードバンクこども支援プロジェクト(「先生何か食べるものない?」;まずは小さな目の前の課題を解決する)
第4章 フードバンク山梨の誕生(フードバンク山梨誕生;「明日食パン一斤買うお金がない」一本の電話から―「食のセーフティネット事業」の始まり;危機をチャンスに;フードバンクで緑の再生;「賛同から参加へ」市民参加のフードドライブ;広がるボランティアの輪)
著者等紹介
米山けい子[ヨネヤマケイコ]
認定NPO法人フードバンク山梨理事長、全国フードバンク推進協議会代表。2008年7月生活協同組合パルシステム山梨理事長を退任。2008年10月フードバンク山梨を設立。山梨モデルとして行政との協働で「食のセーフティネット事業」を展開中。2015年8月全国初の「フードバンクこども支援プロジェクト」を実施。2015年11月全国フードバンク推進協議会代表に就任。2016年5月「子どもの貧困対策連携協定」を中央市、中央市教育委員会と締結し学校との連携を開始。受賞歴:2014年第1回食品産業もったいない大賞審査委員会委員長賞受賞。2016年関東商工会議所連合会長表彰(ベスト・アクション表彰)、あしたのまち・くらしづくり活動賞振興奨励賞受賞、2016年度グッドデザイン賞受賞、第22回NHK関東甲信越地域放送文化賞受賞。2017年第2回賀川豊彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mamaboo
大島ちかり
ue3104
オフィスビルクリントン