からっぽの冷蔵庫―見えない日本の子どもの貧困

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  • サイズ B6判/ページ数 109p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866411255
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0036

内容説明

この本を読んだらきっとあなたも社会を変えたくなる。見えない貧困に立ち向かうフードバンク。すべては子どもたちの笑顔のために―

目次

第1章 フードバンクから見えた子どもの貧困(「1日に豆腐一丁しか食べさせられなかった」;「お母さん、買わなくていいよ」親の厳しい経済状況を子どもは気遣う;「渡せなかった500円」親の悲しみ;「正月のお年玉を集めて米を買った」お腹をすかせている子ども達;「これはお宝だぁ!」子ども達に笑顔と希望を届けたい)
第2章 調査から見える子どもの貧困(誰もが陥るかもしれない貧困―「見えない貧困の実態」を調査;日本の子どもの貧困は見えにくい;声を上げられない子ども達;教育現場から見た貧困の実態―「弟妹にご飯を食べさせる為に自分はあまり食べない」)
第3章 フードバンクこども支援プロジェクト(「先生何か食べるものない?」;まずは小さな目の前の課題を解決する)
第4章 フードバンク山梨の誕生(フードバンク山梨誕生;「明日食パン一斤買うお金がない」一本の電話から―「食のセーフティネット事業」の始まり;危機をチャンスに;フードバンクで緑の再生;「賛同から参加へ」市民参加のフードドライブ;広がるボランティアの輪)

著者等紹介

米山けい子[ヨネヤマケイコ]
認定NPO法人フードバンク山梨理事長、全国フードバンク推進協議会代表。2008年7月生活協同組合パルシステム山梨理事長を退任。2008年10月フードバンク山梨を設立。山梨モデルとして行政との協働で「食のセーフティネット事業」を展開中。2015年8月全国初の「フードバンクこども支援プロジェクト」を実施。2015年11月全国フードバンク推進協議会代表に就任。2016年5月「子どもの貧困対策連携協定」を中央市、中央市教育委員会と締結し学校との連携を開始。受賞歴:2014年第1回食品産業もったいない大賞審査委員会委員長賞受賞。2016年関東商工会議所連合会長表彰(ベスト・アクション表彰)、あしたのまち・くらしづくり活動賞振興奨励賞受賞、2016年度グッドデザイン賞受賞、第22回NHK関東甲信越地域放送文化賞受賞。2017年第2回賀川豊彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mamaboo

5
米山けい子さんは。フードバンク山梨というNPOの代表の方です。生協の理事長さんをされていた時にお話させていただいたことがあります。「食べるものがない」いう現実がどんなに身近にあることなのか改めて感じました。2018/05/30

大島ちかり

4
早く日本もアメリカのようにフードバンクが当たり前になってもらいたい。返信ハガキのコメントがとても良い。現実がよく分かる。普通を装う気持ちがありがたい。2018/09/22

ue3104

0
貧困世帯に食料を支援するフードバンクを山梨で設立された方がその立ち上げの経緯や経過を紹介されている。何か社業を通じて社会貢献をしたいと考えていたので、勉強になった。飲食店では食べ残しが多いことが問題になってきているので、相反する事実に悲しくなった。なんかしら行動に移していきたい。2019/01/11

オフィスビルクリントン

0
本書を通じて、フードバンクの取り組みの現状を理解することができます。フードドライブが普及したら興味深いですね。2019/01/09

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