出版社内容情報
価格を上げても、それ以上の付加価値があれば、生涯ファンは増えていく!
LTV=Life Time Value(生涯顧客価値)。
顧客が自社と取引を始めてから終了するまでの指標とされるLTVは、
「市場縮小」「新規顧客減少」「サブスク全盛」の流れのなかで近年大きな注目を集めるキーワード。
概念論で終わりがちな「LTV最大化」のノウハウを、
大手企業やブランドで「実践」してきた顧客育成コンサルタントが惜しみなく開示する、啓蒙の書!
これからの日本のマーケティン戦略を考えた時に浮かぶのは、将来的な人口減から今後何十年もかけて市場小さくなるという現実。
多くのB2C(エンドユーザー向け)企業では、「付加価値を上げる」「ファンを作っていく」ことを重要視し、
その先にあるお客様一人ひとりの生涯利益/売上を増やしていく「LTV」を「最大化しよう」と考えています。
ですが、現状の実務としてLTVは、会員カード、アプリ、コミュニティサイトなど、
競合他社でも行われていることに留まっており、ファン化や付加価値に繋がっていません。
「LTV最大化」は、普段から行われている日々の意識・活動が肝で、それをお題目や精神論で終わらずに、
LTVの視点で捉えなおして、改善していくことが重要なのです。
本書は顧客育成コンサルタントとして20年近くにわたって多くの大企業で「LTV最大化」に関わってきた著者が、
実際に効果があった実例を紹介しながら、「付加価値向上」「ファン数」アップにつながる施策を解説していく一冊です。
「人生100年時代のマーケティング術」として注目されている「LTV最大化」のすべてを、この本で学び取ることができます。
迷える経営者や営業マン、必読の書です!
内容説明
LTV=Life Time Value(生涯顧客価値)。顧客が自社と取引を始めてから終了するまでの指標とされるLTVは、「市場縮小」「新規顧客減少」「サブスク全盛」の流れのなかで近年大きな注目を集めるキーワード。概念論で終わりがちな「LTV最大化」のノウハウを、大手企業やブランドで「実践」してきた顧客育成コンサルタントが惜しみなく開示する啓蒙の書!
目次
1 そもそもLTVとは?その基本・効果・魅力
2 25年間の経験からわかったLTV7つの基本認識
3 馴染みのマネジメントをLTV視点で進化させる
4 モノからコト、そしてココロへ。LTV最大化の活動
5 これからの未来とLTV。仕組みへ
6 LTV導入事例:「カワサキ」と「カネボウ」の場合
著者等紹介
齋藤孝太[サイトウコウタ]
顧客育成コンサルタント/株式会社SIS(ストラテジック・インテリジェント・システム)代表取締役。1973年生まれ、日本大学法学部卒業。大手メーカーの小売支援の企画立案・店頭活動マニュアルの作成、販売現場の売上アップ支援の経験を活かし、2004年独立して20年目。企業の持続的な成長のために、「ファンを育ててLTVを高めること」が欠かせないという考えから、ファン育成/LTV向上の戦略立案、仕組み/組織作り、人材教育(講演、研修など)を行い、ブランド・企業、販売員・営業社員のファンづくりを支えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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