出版社内容情報
ライトノベルの黎明期から、2021年までを
詳細に解説した一冊です。
「ライトノベルとは何か」から始まり、時代の変化に対応し、
柔軟にその形を変えて多様化、複雑化していった
過程を整理していきます。
まずは1990年の「ライトノベル」という名称の発生と、
そこに至るまでの青少年向け娯楽小説の流れを追っていきます。
そして、出版社やレーベルがライトノベルを巡って大きく動き出していく中、
一般文芸との越境、増え続けるメディアミックス、ネット発作品の書籍化ブーム、
小説投稿サイトの登場……など、時代の変化と切り離せないさまざまな事象が
ライトノベルのあり方を少しずつ変えていきます。
作品紹介や用語の解説も含め、これらを紐解いていくと
「ライトノベル」の新たな姿が見えてくるでしょう。
内容説明
さまざまな娯楽・芸術の要素を貪欲に吸収して、変化し続けていく小説の形!ライトノベルとは!?その進化と変容の道筋を読み解く!
目次
第1章 ゼロ年代のライトノベルブームまで(ライトノベル前史(~80年代)
スニーカー文庫/富士見ファンタジア文庫の誕生(89年~) ほか)
第2章 2010年代のライトノベルレーベル(2010年代の主要レーベルの流れ;新人賞を経たウェブ小説の出現 ほか)
第3章 ウェブ小説と新文芸(ウェブ小説黎明期について;小説投稿サイトの紹介 ほか)
第4章 ライトノベルのメディアミックス(メディアミックスが支えたライトノベル作品;補遺)
第5章 ライトノベルの近似ジャンルについて(ライト文芸とはなにか?;児童文庫 ほか)
著者等紹介
石井ぜんじ[イシイゼンジ]
1986年~1999年に発行されていたアーケードゲーム専門誌『ゲーメスト』元編集長。現在はゲーム系を中心に、ライターとして活躍中
太田祥暉[オオタサキ]
1996年、静岡県生まれ。編集者・ライター。編集プロダクション・タルカス所属。アニメやライトノベル、特撮を中心に執筆活動を行う
松浦恵介[マツウラケイスケ]
1980年、広島県生まれ。ゲーム雑誌の編集者などを経て、現在はフリー編集者/ライター。ゲームの関連書籍やライトノベルなどの編集、ゲームの開発協力などに携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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