感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
28
中学まで熱心なプロレスファンであったが、当時のスター選手はすでに逝去されていた。アンドレ・ザ・ジャイアント 223cm&236kg 馬場さんより一回り大きい👀 当時のリング・アナウンサー:古舘伊知郎さんが”世界の8番目の不思議””現代のガリバー旅行記”と絶叫してたよなあ☺ ジャンボ鶴田さんは愛妻家 「どちらかが先に死んだら、いつでもそばにいるよ と何か合図を送ろう」と奥さんと話してました✿ 素敵だな✿2019/12/15
roatsu
24
プロレスそのものへの愛情と新旧取り混ぜた名物レスラーたちへの敬意、愛すべき生き様への哀惜に満ちたドキュメント。少し変わったプロレス入門書としても面白いかも。レスラーの人生の軌跡はつくづくとドラマだし、陳腐だけれど自分も頑張ろうと思わずにはいられない。ジャンボ鶴田さんなんてリング上の強さの他にも人生自体への目標設定と実現への強い意志力に感嘆する。好きだったマサ斎藤さんや橋本真也さんの章も良かった。著者の真剣ながらもユーモラスな文体も面白く、米国時代のマサ斎藤の「契約書がよく読めずリングに上がったら相手が熊だ2019/10/10
姉勤
22
昭和マットを彩った数多のレスラーたち。山田風太郎の「人間臨終図巻」ではないが、世に知られたキャラクターの相応しき大往生もあり、意外、天外、儚き早逝もあり、本性を隠し世に作られたキャラクターに殉じた死もあり。死の前の生き様は、スターたる大物は大物らしく、ヒール(悪役)はヒールを演じきった。惜しまれない死などないが、彼らの生涯の溌剌さや力強さが、より切なく、涙を誘う。2020/10/30
spock
7
プロレス愛に満ちてます。本人章では嫌な部分はオブラートに包まれているようでしたがそれも良い感じで気持ちよく読みました。 プロレスファンでよかった。超人たちに敬意を表したい。最期は悲惨な方が多いのは悲しい。2023/07/10
おおきなかぶ
6
中々、感情に訴えてくる一冊でした。2020/10/17