内容説明
王城の地であり、宗教、手工業・商業、芸能の中心地・京都。勝興寺の屏風に描かれたみやこの建築や謡曲故地を独特の視点で読み解く。勝興寺本「洛中洛外図屏風」の解説というだけでなく、現在の京都見物のガイドブックとしても活用できる。
目次
一 洛中洛外図(洛中と洛外;洛中洛外図)
二 洛中洛外図 勝興寺本の外観(概要;右隻の洛中洛外を歩く ほか)
三 勝興寺本から近世の京を学ぶ(祇園会;町家と町なみ ほか)
四 勝興寺本から探る(二条城・所司代と伏見城;御所と公家町 ほか)
著者等紹介
針山康雄[ハリヤマヤスオ]
昭和17年高岡市伏木古国府生まれ。武蔵工業大学工学部建築科・奈良大学歴史文化財学科卒。ふるこはん塾学芸員。一級建築士。日本海文化悠学会 会員。現在、宮本工業所一級建築士事務所管理建築士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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