目次
第1章 黒部川電源開発と朝鮮人―好き好んで来たのか(底方からの問いかけ;「黒三」着工 ほか)
第2章 在日朝鮮人労働運動と金泰景―もの言わぬ奴隷としてではなく(「韓国」植民地化と労働者の渡航;富山における在日朝鮮人労働運動 ほか)
第3章 遺族たちの「黒三」―父の墓は黒部の谷(朝鮮人の足跡を残したい;父の墓は黒部の谷 ほか)
第4章 上書きされる加害の歴史―小説『高熱隧道』をめぐって(消えた朝鮮人労働者;和田城志『剱沢幻視行』 ほか)
著者等紹介
堀江節子[ホリエセツコ]
1948年、富山県生まれ。桂書房を経て、フリーランス。植民地責任・戦争責任問題、ジェンダー・障害者・外国人労働者・ハンセン病など、マイノリティの人権問題に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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