内容説明
越中の先人は、巨大自然災害にいかに向きあい、それを乗り越えてきたのか?―幕末に越中と飛騨北部に襲いかかった安政飛越地震をとりあげ、歴史学の立場から減災・縮災のための道筋をさぐる。
目次
第1章 安政飛越地震の史資料
第2章 安政飛越地震の災害像―震害を中心に
第3章 災害情報の伝播と受容
第4章 富山藩の災害対応
第5章 加賀藩の災害対応
終章 安政飛越地震にみる教訓―東日本大震災の「復興」とのかかわりにおいて
著者等紹介
高野靖彦[タカノヤスヒコ]
1967年、富山市生まれ。金沢大学教育学部卒業。富山大学人文学部人文科学研究科(修士)修了。富山県立高等学校、富山県立山カルデラ砂防博物館、富山県「立山博物館」に勤務し、富山県立富山南高等学校教諭。歴史地震研究会員、越中史壇会編集委員、富山県立山カルデラ砂防博物館運営委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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