出版社内容情報
■「ビッグマウス」はただのハッタリではない。
■負けても、倒されても、立ち続ける――。
格闘家・皇治が、自らの言葉で“素”をさらけ出し、どのようにして「皇治」というブランドを築き上げたのかを語り尽くす渾身の一冊。
これは単なる格闘技の戦績記録ではない。
己を売り込み、世間に認知させ、批判をも武器に変えながら成り上がった男の戦略と哲学が詰まっている。 大阪府池田市の、ごく普通の街で育った少年は、幼い頃、人前で話すことすら苦手だった。父親との緊張感ある家庭環境、強さへの憧れ、そして格闘技との出会い。
やがて彼は、「勝つこと」だけでなく「どう見せるか」が勝負を決めることに気づく。試合、記者会見、SNS――あらゆる場面で“皇治”を演出し、同時に「ビッグマウス」という武器を磨き上げてきた。K-1からRIZINへの転身も、自己演出の一部として話題の中心に居続けるための戦略だった。
リング上の戦い方だけでなく、世間との向き合い方、批判をプラスに変える思考法、そして格闘技以外の場でも影響力を広げるためのブランディング戦略が、彼の言葉で赤裸々に語られる。
格闘技ファンには知られざる舞台裏を、ビジネスパーソンには競争社会を生き抜くヒントを、そして夢を追う若者には「自分の価値を自分で高める」ための実例を提供する。
これは、敗北すら材料に変えてきた男の、セルフプロデュースと生存戦略の記録である。 読後、きっとあなたはこう思うだろう。
「自分の弱みを武器に変えてやろう」と。
「自分も、もっと売り込んでやろう」と。
勝敗だけでは語れない、ブランドとしての“皇治”の作り方。その全貌が、この一冊にある。
【目次】
内容説明
口先だけではここまで来られない!努力と計算で成り上がってきた格闘家の本音&魂のメッセージ42。
目次
オレは天才ではないから、必死に努力してきた
変わりたいと思うきっかけなんて、単純でいい
輝いて見える人間は努力し続けている
暴力的だったオヤジと躾が厳しかったオカン、そして応援してくれる姉ちゃん
小学生の時に描いた“未来予想図”を実現させるために
サッカーを諦めて格闘技の道を選んだ理由
後悔したり反省したりしながら、強くなろうと努力する
格闘技で食べていけるのは一部の選手だけって現実を何とかしたい
“皇治”の誕生とオレを支えてくれる“皇治軍団”
チケットを売るスキームは無名時代に作り上げた
チケットを売る選手を興行主は使いたがるはずだ
格闘家を目指していた夢と最後のケンカ
目立つためのパフォーマンスと礼儀作法は別だ
金は大事。でも、もっと大事なものが男にはある
人間関係の根本にあるのは、相手を好きかどうか
どうすれば武尊選手と対戦できるかを考え、自分で手繰り寄せた
初のK‐1の大阪大会で武尊選手と闘うのがオレの使命
人間関係はこじれそうになったら、すぐに動いたほうがいい
チャレンジするから心配も成功も味わえる
会社の社員たちが、それぞれに自由なことをしてくれたらいいな〔ほか〕
著者等紹介
皇治[コウジ]
1989年5月6日生まれ。大阪府出身。O型。身長173cm。格闘家、実業家。TEAM ONE所属。元ISKA K‐1ルール世界ライト級王者。初代HEATキックルールライト級王者。初代TRIBELATEスーパーフェーザー級王者。決して倒れないファイトスタイルから「鋼のエンペラー」と称される。ビッグマウス・乱闘など独特なキャラクターが人気を博し、テレビなどメディアにも多数出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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