内容説明
ガウディさんとめぐる。グエル公園、カサ・ミラ、カサ・バッリョ、ガウディ邸そしてサグラダ・ファミリア。
著者等紹介
エストラダ,パウ[エストラダ,パウ] [Estrada,Pau]
バルセロナ大学で文学を学び、フルブライト奨学金を得てアメリカでデザインを学ぶ。これまでにアメリカおよびヨーロッパで多くの児童書の挿絵を描く。現在、生まれ故郷のバルセロナに住み、挿絵や映像制作などをしながら、人生を楽しんでいる
宇野和美[ウノカズミ]
東京外国語大学スペイン語学科卒業。バルセロナ自治大学大学院修士課程修了。小説や児童文学の翻訳のほか、スペイン語の子どもの本を専門にあつかうネット書店「ミランフ洋書店」を経営し、スペインやラテンアメリカの作品の魅力を伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
103
お気に入りさんの感想を読んだことと、もうすぐ完成するサグラダ・ファミリアも興味あり手に取りました。ガウディの生涯とその作品(グエル公園、サグラダ・ファミリア、嵩・ミラ、カサ・バッリョなど)を落ち着きのある色彩で描いていて見ているだけで楽しくなります。またガウディの協力者のグエルのことも書いてあり参考になりました。2024/05/27
ヒラP@ehon.gohon
36
建築家アントニ・ガウディがどんな人だったか、どんな建物を作ったのか、エピソードも交えて紹介している絵本です。 多くの建築物の独創性にあらためて驚きました。 ただ、ガウディさんを知っている人のための絵本ですね。2024/04/18
くるぶしふくらはぎ
33
ガウディ建築は、世界中の人が観たいと切望する名建築ですが、建設当時は理解されずに、住人に文句を言われたり、折角作った住宅に人が入らなかったり、いろいろあったんだなあ。この絵本は、バルセロナの建築物を堪能できるできるだけではなく、ガウディの悲哀や希望も語られるガウディ入門書と言っても良いかも。確かに、見るのはいいかもしれないけど、住むのは心がザワザワしちゃうっていうのは、共感しちゃうかもしれないなあ・・・ガウディ大好きなんだけど、何かが潜んでいそうな怖さ、不安を感じさせるフォルム、それが魅力なんだけどね。2024/10/27
わむう
30
ガウディの作品だけではなく、暮らしぶりや、当時、市民に理解されていなかったことなどがわかります。「世界をもっと美しくしよう」2024/02/23
anne@灯れ松明の火
30
新着棚で見つけ、来月、観に行くガウディ展の予習になるなと。スペインの建築家ガウディの1日をたどりながら、その人となりや作品を紹介していく。細かく描きこまれた絵を眺めていると、ガウディの造ったものを観たくなる。自分が生きている間に完成しなくてもいいという考えで、造り続ける姿勢、すごい。そして、親友であり、後援者のグエル氏が素晴らしい。ガウディを支え、最終的には二人以外に購入する人がいなかった住宅地を公園にするなんて、太っ腹~。2024/01/29