内容説明
科学＝サイエンスの原義は「知る」こと―。身の回りにあるふしぎ、その存在に気づくことが科学の発見。熟達のサイエンスライターと新進気鋭のマンガ作家のコラボによる日常と科学をつなぐ珠玉のコラム集。
目次
訳語がつくるイメージ
よみがえれ雷竜
パンダは進化の気まぐれ
ニワトリの口
うな重
永遠平和のために
よみがえる記憶
楕円球の行方
胡蝶の夢
コロンブスの卵〔ほか〕
著者等紹介
渡辺政隆［ワタナベマサタカ］
サイエンスライター、日本サイエンスコミュニケーション協会会長、東北大学特任教授。専門は科学史、サイエンスコミュニケーション、進化生物学
山本美希［ヤマモトミキ］
マンガ作家、筑波大学芸術系助教。２０１１年に文字なし絵本『爆弾にリボン』でデビュー。車上生活する女性を描いたマンガ作品『Ｓｕｎｎｙ Ｓｕｎｎｙ Ａｎｎ！』（講談社）は、第１７回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した。物語と表現手法の関係を重視しており、作品ごとにイラストレーションのスタイルも異なる。大学では、作り手に役立つ研究・教育を目指して、絵本・マンガにおける物語表現の調査に取り組む（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tetsu
8
★３ さりげなく身の回りにあるものや日常の些細なことから紡ぎだす知的なエッセイです。 毎日新聞の日曜版に月一で連載された「団栗（どんぐり）」を63回分をまとめた本で、見開きで左ページに文章、右ページに挿絵という構成。 サクッと読めますが、タイトルに歳事記とあるように、季節季節に合わせゆっくり読むのがおしゃれですね。 巻末の読書案内もいい感じです。2021/08/06
Go Extreme
2
訳語がつくるイメージ パンダは進化の気まぐれ ニワトリの口 うな重 胡蝶の夢 コロンブスの卵 ダーウィンデイ余話 国の顔 ドッグイヤー 竹林の賢人 ごん狐 科学的って セミの季節 草むしりの科学 ワープロの日 くちばしをはさむ 奇妙な晩餐 ひょうたんから猫 ギフテッド キーウィが翔んだ日 自然淘汰のシッポをつかむ 新しい時代 くまんばち悲喜こもごも 聞く耳を持つ花 コアラのウンチパワー 新しい時代 タピオカの教え 大地のはらわた 科学の出番 天まかせ どんぐり縁起 2021/04/15
ももんが
0
図書館で目が合って借りました。 毎日新聞の日曜日のコラムとして書かれていたそうで、肩肘はらず読めるテーマと内容です。イラストも内容に合わせて様々なタッチで良いですね。2024/11/06
