出版社内容情報
~笑って、泣いて、きっと逢いたくなる。
いつの時代も変わらない母の愛がここに。~
今年は、『おそ松くん』や『ひみつのアッコちゃん』 『天才バカボン』など、今なお愛される作品を数多く生み出した赤塚不二夫の生誕90周年!
本書では、「母ちゃん」や「ママ」といった母親たちが印象的な作品を厳選。今となってはこの本でしか読めないレア作品も多数収録!
赤塚不二夫の作風の変遷を追うように、初期のほっこり作品からギャグ漫画まで楽しめます。
【目次】
内容説明
初期のほっこり作品から、ギャグ漫画まで。「天才バカボン」「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」も掲載!漫画家としての赤塚不二夫も支えた、実母とのエピソードも収録。
目次
赤塚不二夫が描いた「ママ」や「母ちゃん」たち
第1章 ママのほっこり物語
第2章 代表作品の中のママ物語
第3章 ギャグ母ちゃん物語
特別収録 赤塚不二夫のラフスケッチと「親と子の対話」
赤塚不二夫と母・りよの物語
著者等紹介
赤塚不二夫[アカツカフジオ]
1935年9月14日、旧満州に生まれる。手塚治虫の『ロストワールド』に影響を受け、漫画家を志す。1956年、『嵐をこえて』でデビュー、伝説のトキワ荘に入居する。バカボンのパパやウナギイヌ、ニャロメなど数多くのキャラクターを生み出した。1998年に紫綬褒章受章。2008年8月2日没。享年72(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
てらさか
1
手本みたいな母ちゃん像。ほのぼのしていて、暖かい。2025/10/09
い
1
本書は赤塚作品の中から「母親」にまつわるエピソードを抜粋したアンソロジー作品である。初期のレアな作品から、天才バカボンまで幅広く収録されている。赤塚不二夫は、満州国で生まれ、9歳で終戦を迎えるが、父はシベリアに抑留した経験から、偉大な母親に育てられた。彼の中には、強く、頼もしく、優しい母親の像があることが窺え、その特徴が色濃く作品に反映されている。赤塚のルーツから、作品の特徴を捉えた良い作品集だった。(→)2025/08/21
-
- 電子書籍
- MORNING GIRL 講談社文庫