今さらだけど「人新世」って?―知っておくべき地球史とヒトの大転換点

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今さらだけど「人新世」って?―知っておくべき地球史とヒトの大転換点

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  • サイズ 46判/ページ数 175p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866214306
  • NDC分類 519
  • Cコード C0045

出版社内容情報

私たちは今、地球史が変わる瞬間に立ち会っている!

SFの世界が現実に?
ヒトとAIは共存して変態(メタモルフォーゼ)する?
道具に支配される未来?
人類はこの先、繁栄する? それとも自滅?

「人新世」――
皆さんはこの言葉をご存じでしょうか。
新聞や本、あるいはネットなどで一度は見たことがあるかもしれません。
ジンシンセイ? ヒトシンセイ?
なんて読むの?
そもそもどんな意味の言葉なの?

実はこれ、私たち人類のこれからを左右する重要なキーワード。
だからこそ今、あらゆるジャンルの研究者や芸術家たちが、
こぞって「人新世」をテーマに議論し、制作しているのです。

たったの70年で、私たち人間は地球という天体の姿を劇的に変えてしまいました。
地層には、その痕跡がはっきりと刻まれています。
専門家の間では、人類の活動が地球に影響を及ぼしているこの時代を、
これまでの時代と区別するべきではないかという議論が活発で、
2024年の夏にも新しい時代区分の名称が国際学会によって承認されるかもしれません。

それが「人新世」です。

本書では、「人新世」という時代を迎える地球と私たち人間が、
この先いったいどうなっていくのかということを、
ヒトの進化の過程を振り返り、
急速に発展する最新技術とのかかわりに触れ、
さまざまな思想を引きながら未来を展望していきます。

私たちは今、地球史が変わる瞬間に立ち会っているのです。

内容説明

ジンシンセイ?ヒトシンセイ?どう読むのか。そもそもどんな意味が?わずか70年ほどで地球の姿を劇的に変えてしまった私たち人類のこれからを左右するキーワード、それが「人新世」。あらゆるジャンルの研究者や芸術家を魅了するそれは、世界の行く末を示す羅針盤!?私たちは今、地球史が変わる瞬間に立ち会っている!

目次

第1部 プロローグ―地球史とヒトの出現をたどる(「人新世」は環境危機の時代?;地球史スケールの気候変動を乗り越えた人類;多くの人類が消えてヒトだけが繁栄した理由)
第2部 展開編―人間拡張のゆくえ(文明・文化によってヒトから人間へ;ヒトからポストヒューマンへ;「人新世」の落とし穴?)
第3部 エピローグ―「人新世」の未来

著者等紹介

古沢広祐[フルサワコウユウ]
1950年、東京生まれ。大阪大学理学部生物学科卒業。京都大学大学院農学研究科、農学博士。國學院大學経済学部を定年退職、同研究開発推進機構客員教授。研究活動は総合人間学会(第9期会長、2021年~)共生社会システム学会、国際開発学会など。NPO「環境・持続社会」研究センター(JACSES)代表理事ほか、環境・開発・社会運動分野のNPO、NGO、協同組合などに関与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

48
Anthropocene。人新世(命名は2000年2月、クルッツェンが完新世に代わる呼称とした、026頁)は文化や芸術をも魅了(021頁~)。WMO(世界気象機関)から、今世紀中には最小でも1・5~2度上昇、対策が遅れると3~5度上昇が見込まれる(024-5頁)。リチャード・ドーキンスが、遺伝子に対応する、文化的遺伝子をミーム(文化的自己複製子)と命名(063-4頁)。ミームは実態が不明瞭。古沢先生の文化の定義は、公的的に学習して獲得し、集団間や世代を超えて伝えられる複合的なものである(086頁)。2024/08/09

ta_chanko

18
人類の進化は自己家畜化と環境改変能力によるところが大きい。身体的能力を大きく変えることなく、それを道具を作製し使用することで外部化・拡張してきた。当然、地球の資源を利用して道具を作り出すわけで、太古の時代から環境破壊は進んできた。それが極大化したのが現代。今後、サピエンス減少に至るまでに地球環境が耐えられるか。すでにティッピングポイントを超えて後戻りできなくなっている可能性もある。人類は滅亡に向かうのか、環境負荷をかけない文明に移行するのか、それとも地球を犠牲にして宇宙に進出するのか...2024/05/03

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