出版社内容情報
サッカーチームは、試合を観る人によって強くなる。この本は「彼らの本」ではなく、「あなたの本」なのだ。
内容説明
サッカーファンの常識をくつがえす新事実!愛する国を、クラブを強くするのは、あなたの「観戦力」だ。あなたが「見る力」を上げただけチームは強くなる!相手より1点でも多く点を取って勝つ「最新最強の戦術」。
目次
第1章 決定力不足の原因は日本人の習慣にあった
第2章 1本のシュートで試合を決める最強のセオリー
第3章 カオス化した戦術を制すために必要なメンタル
第4章 ボールプレーではなくゴールプレーの育成を
第5章 主導権を握りデータを活かして点を取る
第6章 ワールドカップのゴールを論理的に説明する
著者等紹介
清水英斗[シミズヒデト]
1979年生まれ、岐阜県下呂市出身。プレーヤー目線で試合を切り取るサッカーライター。ドイツやオランダ、スペインなど海外での取材活動を機に、現在は日本でフリーランスとして執筆を中心に、海外サッカーの解説でも活動中。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たらお
10
サッカー本では著者の本が詳しく踏み込んでいて好きなのだが、この本はFWについて論じた本。おもしろいのは、プロのストライカーには「変わり者が多い」傾向があるようで、社会性をもった文化人はだいたい中盤かDFなんだそう。決定機にはゴールを決めなければならない完璧主義者でありながら、失敗を気にしない性格でないとメンタルが破壊されるポジションでもあるので、上田綺世のようにシュートを決めることではなく「打つこと」を目標に置いた方が結果的にはゴールにつながるのかもしれない。2020/02/09
bookshelf_yt07
3
タイトルからはサポーターのための本かと思ったが、実際はFW論であった。外国人ストライカーにあって、日本ストライカーに足りない決定力は、幼い頃からの練習方法や習慣によって決まることや、FWは変人が多いことなど論理的に書かれていて、それはそれで面白い。2019/09/12
チョビ
3
なぜサッカーのポジション論(あとがきにもはっきり書いてあったから間違いない!)がこの題名に…。ということはサッカー好きの方も実はルールとかゲームの構成とか考えながら見ているわけではないのかな、と思った。私は仕方ないので野球に置き換えて読んだが、あまりプロ向きのスポーツではないな、とは思えた。よく野球はサッカーに取って代わられるというが、お互い様にも思えたし。なんというか野村克也さん本のパクリ感がありました…。 2019/04/02
スーパーサウスポーあさちゃん。
2
詳しいことは後日ブログ記事化しますが、矢野監督はじめ阪神の首脳陣・選手のみなさんも少なくともメンタルコントロールの書いてある第3章だけは目を通して見ればいいと思います。特にこの部分「結果と異なり、あり方は自分でコントロールできるため、外部要因でブレることはない」ここを矢野さんたちもブレなければ今すぐに結果が出なかったとしても、将来にはつながるかと…2019/04/16
fenomino
1
タイトルと内容が合っていないように感じた。この本の内容は主にストライカーの育成法に関するものであり、現にFWの長谷川氏に話を聞き、佐藤寿人を戦術的、技術的に理想なストライカーとして挙げている。観戦力なら、著者の他の本の方が良いかもしれない。2020/01/26
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- 和書
- こんもりくん