出版社内容情報
増田純一[マスダジュンイチ]
著・文・その他
内容説明
12歳までの口の状態は、人格形成や知能・運動能力とも密接に関係しています。子どものころの咀嚼能力と学習能力の関係を調べた研究や実験によると、きちんと噛んで食事をとっている子どもは、身体能力や学力などが向上するという報告が、多く出されています。なぜ、咀嚼力がたいせつなのか、どうしたら鍛えることができるのか、ベテラン医師が教えます。
目次
第1章 乳児期・小児期の噛みあわせが人生を決める(咀嚼力がすべてを決める;生まれる前から始まる子どもの健康;お母さんの歯周病について ほか)
第2章 噛む機能が低下した子どもたち(子どもの健康をむしばむ「お口ポカン」現象;「お口ポカン」が原因の健康への悪影響;舌のトレーニング ほか)
第3章 学習能力、運動能力を高める「噛む力」(よく噛めば知能が上がり、成績もよくなる;スポーツ選手は噛む力が強い;ガムを噛む効用 ほか)
著者等紹介
増田純一[マスダジュンイチ]
小児歯科医。1942年生まれ。九州歯科大学卒業。佐賀県武雄市の小児マスダ矯正歯科医院院長。長年、子どもたちの歯と健康に取り組んできた。豊富な症例記録から噛む力を育めば子どもの知能や運動能力が高まり、顔つきや姿勢もよくなることを確信し、噛む力を高める治療に取り組んでいる。各地で講演活動や歯科衛生士向けの研修コースも開催している。歯学博士、日本顎咬合学会指導医、日本小児歯科学会会員、審美歯科協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。