出版社内容情報
本好き、雑貨好きにはたまらない! 小さなすてきなお店40軒の店主をていねいに取材して紹介。思わず通って応援したくなる大人向けの谷根千お散歩ガイド。
内容説明
古くからある町と、新しく始めた店。懐かしくて新しい、東京の新スポット「谷根千」。個人による手作りのお店、古い建物を利用したお店など、独自の「スタイル」と「物語」を持つ小さなお店をていねいに紹介。
目次
日暮里駅から(旅するミシン店(ブックカバー)
谷中 松野屋(暮らしの道具)
古書信天翁(古書) ほか)
千駄木駅から(books&caf´e BOUSINGOT(ブックカフェ)
古道具N´egla(古道具)
Coffee & Bindery Gigi(カフェ、製本) ほか)
根津駅から(タナカホンヤ(古書)
F6(ベジブルカフェ)
上野桜木あたり(コミュニティスペース、ショップ) ほか)
著者等紹介
南陀楼綾繁[ナンダロウアヤシゲ]
1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。2005年から谷中・根津・千駄木で活動している「不忍ブックストリート」の代表として、各地のブックイベントに関わる。「一箱本送り隊」呼びかけ人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くぅ
42
息子を産む前、まだ身軽にどこへでも遊びに行けたときには、上野の美術館を眺めたあと谷根千によってのんびりした時間を過ごすのが好きだったなぁ。今は行きたいと思ってもこの暑さの中息子を連れては行けないなぁ…涼風が吹くのを待とうと思いつつの読書。でも、遊びに行った気分でとっても楽しく幸せな時間を過ごせました。行ったことがあるお店、知らないお店、様々ですがこういうお店がたくさんあるって、それを営む人も訪れる人も安心して過ごせるってすごくいい。そうだ、また遊びに行こう!今度はネコちゃん大好きな息子も一緒に♪2018/07/20
なるみ(旧Narumi)
29
新版 谷根千ちいさなお店散歩。前版もよかったけれどもさらに充実の内容。知らないお店や移転したお店のこともわかり、谷根千ってまだまだ奥が深いんだなぁ、と感じました。2019/04/10
ちぇしゃ
11
『朋有り、遠方より来る、亦悦しからずや』のために買った本。近場にいると観光しないので、実は自分の目的地以外は知らないんだよね。上野~谷根千~本郷~日暮里の文化的なのに親しみやすい風情、東京の古き良き下町の面影を残した新しいお店の存在感、東大や東京芸大のおひざ元、独特の雰囲気があって素敵。谷根千も独立系の本屋さんやおいしいお店がどんどん増えているのにびっくり。この本を読みながら、友達と会って一緒に訪ねられるうれしさと、街と出会えることのうれしさを確認できた気がする2019/02/22
さすらいのアリクイ
10
編集者の南陀楼(ナンダロウ)さんが東京の谷根千と呼ばれる地域にあるお店を取材して紹介している本。お店の表面をさらっとなぞる程度の紹介ではなく、お店の方がなぜこの地域でお店を開こうかと思ったのかとか、普段どういう感じでお店を運営しているのかとか、これからどうしていきたいのかとか南陀楼さんがお店の方の気持ち、歴史、視点などを話を聴きながら引き出している感じがします。紹介文を読むと色んな方が色々なことを考えてこの場所でお店を運営していることがわかる。読んでいると何だか宝物に触れるような感じが僕はする本です。2018/04/18
pandakopanda
8
図書館本。谷根千のお店40店舗をご紹介。行くたびに新しいお店や知らないお店が増えている気がしたけど、気のせいではなかったのか。ただのガイドブックではなくて、店主がお店を出す経緯だったり、今後のビジョンなどが語られていて一歩踏み込んだ内容。前から知っている店はさらに愛着がわき、知らないお店は新たに行ってみたくなりました。2018/02/26