出版社内容情報
周りの人に喜んでもらいたくてしたことが大騒動を引き起こして……世界一愛らしいくまの世界一楽しい物語。
著者等紹介
ボンド,マイケル[ボンド,マイケル] [Bond,Michael]
1926年、イギリス生まれ。テレビ・カメラマンをへて、作家となる。あるクリスマス・イブの日におもちゃ屋さんで見かけた、売れ残ったクマのぬいぐるみを買ったことがきっかけで、パディントンの物語が生まれた。2017年6月永眠。「くまのパディントン」シリーズは30か国以上で出版され、絵本なども含めると3000万部以上の売上げをほこる
フォートナム,ペギー[フォートナム,ペギー] [Fortnum,Peggy]
1919年イギリス生まれの画家。オリジナルの「くまのパディントン」シリーズの挿絵を手がける
三辺律子[サンベリツコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くみ
19
【くまのパディントン60周年】今度はどんな厄介がとハラハラ。普通に考えたら大事件だよ!取り返しつかないよ!的なことも安定的な着地点につくのが不思議。特に今回はカリーさんのブラウスを再起不能にまでズタズタにしてしまったのにはこちらも青ざめました。どんどんパディントンのやらかしが激しくなってきます。。1番好きなのはパントマイムへのお出かけの巻。パディントンの活躍はもちろん、カタログを気前よく買ってくれたグルーバーさんの優しさにぐっときました。2018/10/16
ツキノ
13
(E-98)パディントンの未訳作。訳者の三辺律子さんは松岡享子さんの訳「クマ公!」「ブラウンのだんな」を踏襲したとのこと、違和感なくすんなりパディントンの世界に入り込める。今回もいろんな失敗が…ハンモックは笑った!カリーさんとサウナの件は自業自得でしょう。イギリスらしいユーモアとちょっとした皮肉も含まれた表現もいい。ブックデザインも最高。「くまのパディントン」イベント参加中。詳細→https://bookmeter.com/events/49172018/02/21
timeturner
7
いやあ、笑った、笑った。本人は大真面目なのにそれが結果につながらないどころか、あさっての方向にいっちゃうのがパディントン妙味だけど、カリーさんがからむと最強になるな。2017/12/10
やむやむ
3
小中の頃、夢中で読んだパディントンシリーズ、知らないタイトルがあったので嬉しくなって手に取った。 残念ながら話がどれもマンネリに思われたのは、私が大人になりすぎてしまったからか。 それにしても、何度パディントンに酷い目に合わされても懲りないカリーさん、チャレンジャー過ぎ、パディントンのこと信じすぎ。実は、このシリーズで一番、お人好しなんじゃ……と思ったのもやっぱり私が大人になったからかな(笑)。2018/06/10
るき
3
図書館で新作発見。毎回見事な話の流れがたまりません。カリーさん、ほんっと凝りませんねぇ。 2018/02/18