内容説明
中学受験のためにいろいろなことをあきらめる親子。塾通いが大変だから受験そのものをあきらめる親子。そんな親子が救われ、励まされる本。6年生まで野球・バイオリンを続けながら難関国立中学に合格した親子の体験記。
目次
第1章 健全な小学生生活を犠牲にしないために(何かがおかしい「中学受験の常識」;未来のリーダーを育てる本当の意味 ほか)
第2章 中学受験の世界はこんなところだった(中学入学でいろんなことが見えてきた;中学受験で気をつけたい落とし穴 ほか)
第3章 6年生の夏までは受験の基礎(子どもに合った勉強法を見つけよう!;すべての情報は過去問に詰まっている ほか)
第4章 6年生の2学期からエンジン全開!(まずは本番に向けた態勢を整えよう;なかなか取れなかった塾の模試の点 ほか)
第5章 さあ本番―そして合格発表(自分たちだけのための受験じゃない;本番直前、ここまできたら開き直ろう ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
madori
1
中学受験の加熱ぶりにちょっとした違和感を感じるので読んでみました。発信されている情報のほとんどが中学受験業者目線だということは、当たり前なはずなのに目ウロコでした。他の商品に関しては当然のように広告の前提を理解してるのに、自分の子供の教育に関してはなぜかその視点が欠如しがちかも。 塾に行っても行かなくても山あり谷ありだし、うちの家にあったやり方を自分たちで選んで決めていきたい、と思わせてくれました。2021/04/15
モヵ
1
♥♥♥ゆる中受、と言いつつも、ただぬるいのではなく「子供の発達に合わせて、考える力、後からじわじわと伸びてくる力を育て、現状で1番合う学校を目指そう」というもの。長い目で見たら、この方のやり方の方が1番伸びる子供が育ちそう、大学受験あたりで頭一個突き抜けそうだよ。でも、これをサポートする親に「相当な」もうほんと「めちゃくちゃ相当な」能力と忍耐、ユーモアが必要。これできたらハイレベルだわ。でも、新しい視点の本だった。本当はこういう勉強をさせたいな。2019/11/11
AI
0
中学受験を考えてる人にも、考えてない人にもおすすめ。進路の決め方や勉強の仕方が参考になる。中学受験とあるが、小学校5・6年のギリギリになって読むよりも、低学年の頃からやることやって少しずつコツコツと…なので小学校入学ころに読むのが良さそう。筆者夫婦の経験則に寄ってるので、鵜呑みにするのもどうかと思うが(保育園や読み聞かせあたりの述べ方には少し違和感ある)、訴えかけたい読者層・言いたい内容・本を書いた理由がハッキリしており、その姿勢に好感が持てた2018/01/07
やちん
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読了。3年生から野球を始め、2月の入塾を逃して迷走中の息子の参考になるかな…と思ったが。そもそも学校の教科書レベルは先取りせずとも理解しているところがスタートレベル。やはり時間との戦いなのかなぁ。2017/06/01
Wakako Toyoda
0
心構えが参考になる2019/07/17