出版社内容情報
長年の臨床経験から紡ぎだされた精神療法──多角的課題解決療法──を多くの臨床家たちに広げたいとレジェンドの精神科医がペンをとった。精神分析をベースに,患者・クライエントの存在を中心に据え,傾聴と認知療法的な要素を加えたオリジナリティあふれる精神療法である多角的課題解決療法は,多くの悩める人々の生きる意志を支え,福音をもたらしてきた。本書は,発表された英語論文や研究論文をもとにまとめられ,神経症圏から依存症,ときに刑法犯まで,多くの事例をもとに編まれている。さまざまな現場で働く医師,医療スタッフ,サイコセラピストにとって座右の書となる一冊である。
【目次】
第Ⅰ章 精神療法の素晴らしさ
第Ⅱ章 精神療法における治癒機転
第Ⅲ章 精神療法過程で生起した顕著な治療的展開と新しい健やかな“あゆみ”
第Ⅳ章 強固な治療同盟成立のための課題協働体験
第Ⅴ章 多角的課題解決療法:成立のプロセスとその実際
第Ⅵ章 精神療法における「劇的な」治癒機転
第Ⅶ章 心身症と多角的課題解決療法
第Ⅷ章 なぜ精神療法は効果があるか
第Ⅸ章 多角的課題解決療法による症例治療報告
第Ⅹ章 既存の精神療法では治療困難か不可能な症例
第XI章 多角的課題解決療法実施上の留意点
第XII章 良く生きる より良く生きる



