出版社内容情報
本書は,公認心理師をめざす学生がその養成カリキュラム「福祉心理学」で『学ぶべき内容』を網羅した教科書です。公認心理師になるにあたっての必要な福祉心理学関連の法・制度・用語等はもちろんのこと,福祉分野における心理支援のあり方について真に実力のある実践家となるために実践事例を通して学び,考えていただく内容です。刊行から7年,初版は12刷を重ね、その間に変わった法律や制度などを中心にアップデートした改訂版です。
内容説明
福祉分野への心理支援。公認心理師の必須の知識を学ぶ福祉心理学の入門書。
目次
第1部 福祉対象者への心理支援の必要性とあり方(社会福祉の展開と心理支援;総論:生活を支える心理支援;暴力被害者への心理支援;高齢者への心理支援;障害・疾病のある人への心理支援;生活困窮・貧困者への心理支援)
第2部 福祉心理学的心理支援の実際(児童虐待への心理支援の実際;こどもと親への心理支援の実際;認知症高齢者の心理支援の実際;ひきこもり・自殺予防の心理支援の実際;精神障害者への心理支援の実際;家族・職員への心理支援の実際;福祉・介護分野での多職種協働(IPW)と心理職の位置づけ
IPW実践事例報告)
著者等紹介
中島健一[ナカシマケンイチ]
愛知学院大学心身科学部心理学科・大学院心身科学研究科心理学専攻教授、公認心理師・臨床心理士。九州大学大学院教育学研究科博士後期課程教育心理学専攻を修了。九州大学教育学部附属障害児臨床センター助手、日本社会事業大学社会事業研究所専任講師、厚生省老人保健福祉局老人福祉専門官、日本社会事業大学教授を経て、2015年より現職。2002年4月~2004年3月までは高齢者痴呆介護研究・研修東京センター副センター長も併任。社会福祉学博士
野島一彦[ノジマカズヒコ]
九州大学名誉教授・跡見学園女子大学名誉教授
繁桝算男[シゲマスカズオ]
東京大学名誉教授・慶應義塾大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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