天才の臨床心理学研究―発達障害の青年と創造性を伸ばすための大学教育

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天才の臨床心理学研究―発達障害の青年と創造性を伸ばすための大学教育

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866161938
  • NDC分類 141.18
  • Cコード C0011

出版社内容情報

名古屋大学の臨床心理学研究者たちが探ったノーベル賞クラスの「天才」研究者の創造性の原点とは──



この本は,ノーベル賞を受賞した天才研究者をはじめとした,世界的な業績のある理系の研究者たちの協力を得て,彼らの中にある「創造性」を心理アセスメントで解き明かそうとしたものです。

天才たちの多くは,ちょっと社会の枠組みからはみ出した変わり者。発達障害と診断される可能性もあります。一方,その天才たちは,その社会性のなさから社会からつまはじきにされ,空気が読めないと周囲の理解を得られません。

現代社会においては,天才たちをつぶすのも,創造の翼を広げさせるのも大学教育にかかっています。天才たちの個性と周囲のあり方を考えた1冊です。

内容説明

「天才=創造性に富んでいる人物」とは、驚異的な集中力で深い思考を長時間行ったり、驚くべき脳の回転により短時間でたくさんのアイデアを思いついたりといった才能があることが多いのですが、一方で人の気持ちが読めなかったり、興味がない分野についてはとことん興味を抱かなかったり、とアンバランスなところも少なくありません。そのアンバランスさは発達障害とされる人々に共通するものがあり、そのため、環境になじめず、能力を十分に発揮できないことも少なくありません。ですが、それは社会にとって大きな損失につながる可能性もあります。この本は、こうした「天才」を育むには、どうしたらいいだろうか、ということについて臨床心理学をベースにさまざまな視点から考えた本です。発達障害の秘めた可能性を感じている臨床家や創造性のある豊かな人々を育てる大学や高等研究機関の教職員や指導陣たち、生きづらさを抱えている天才のタマゴたちなどに読んでもらいたい1冊です。

目次

第1部 発達障害を知る
第2部 基礎知識としての創造性
第3部 創造的人間に対する心理検査による接近
第4部 創造的研究者の語る人生と幸福感
第5部 秘めた創造性を育てる―ウェルビーイングへの道
第6部 ストレス低減のための人とのかかわり方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mentyu

2
優れた業績を出している理系の研究者と大学院生を対象として、精神面の傾向を分析するという内容。ロールシャッハテストをはじめとする複数の手法を用いて調査を進めている。優秀な理系研究者には、いわゆる発達障害の傾向が認められるというのが結論となっており、同様の傾向を持つ学生をどのように指導すれば良いかというところにまで話は及ぶ。おそらく文系の研究者にも応用が効く話だと思うが、諸々の分析結果には差が出そうで興味深い。2024/12/05

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