内容説明
本書は、スクールカウンセラーのベテランたちによって書かれたスクールカウンセリングの実用書です。スクールカウンセリングの実践のなかでも必須である「アセスメント」と「コンサルテーション」をキーワードに、“学校が求めるカウンセラーの動きとはなにか”を整理して具体的に提示。スクールカウンセリングの必携書となっています。刊行から10年、好評につき、大幅ページ増の改訂版を刊行しました。
目次
第1部 なぜスクールカウンセラーは必要とされたのか(学校における心理職の役割―スクールカウンセラーの現在とこれから;公立学校スクールカウンセラー等活用事業の歴史と変遷;スクールカウンセラーをめぐる法的枠組み―教育基本法・学校教育法・学校保健安全法・公認心理師法・少年法・いじめ防止対策法ほか関連法令)
第2部 学校アセスメントのあり方―学校コミュニティのなかでスクールカウンセラーはどう動けば良いのか(学校コミュニティのなかで―アセスメントとコンサルテーション;子どもの困りごとを巡って―アセスメントと対応;スクールカウンセリングにおける守秘義務と記録について;お便り発行の目的と工夫―学校状況をアセスメントしながら)
第3部 スクールカウンセリングの歩みと展望(SCによる全員面接)
著者等紹介
村瀬嘉代子[ムラセカヨコ]
一般社団法人日本心理研修センター代表理事・理事長。大正大学名誉教授、同大学客員教授。北翔大学大学院客員教授。臨床心理士。博士(文学)。1959年、奈良女子大学文学部心理学科卒業。1959~1965年、家庭裁判所調査官(補)、この間、カリフォルニア大学大学院バークレイ校留学、1965年大正大学カウンセリング研究所講師、1984年より同助教授を経て、1987年同教授。1993年、同大学同大学院臨床心理学専攻教授。退官後、2008年より大正大学名誉・客員教授、北翔大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いとう
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