内容説明
アクセプタンス&コミットメント・セラピーをよりわかりやすく、より簡単に、だれでもできるようにしたACTマトリックスの手引き。
目次
第1部 6つの基本ステップ(ステップ1:視点を据える;ステップ2:離れる行動の効果の理解;ステップ3:フックとコントロールの努力の問題;ステップ4:言葉の合気道;ステップ5:セルフ・コンパッションのトレーニング ほか)
第2部 マトリックスとソーシャルな世界(マトリックスの中で治療的な関係を使う;子どもや青少年、親とマトリックス・ワークをする;カップルとのマトリックス;ライフ・コーチングのためのマトリックス;マトリックスを柔軟に使う)
著者等紹介
ポーク,ケビン[ポーク,ケビン] [Polk,Kevin L.]
PhD。サイコロジストとして26年間活動し、主に退役軍人やトラウマ記憶に悩む人々を支援してきた。過去11年間は、アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)の研究(ACTの背景にある哲学や理論、ACTの介入方法)に専念してきた。ACTのトレーナーとしても活躍しており、ACTマトリックスを使って心理的な柔軟性を高め、価値ある生活を送る方法を人々に伝えることに力を注いでいる
ショーエンドルフ,ベンジャミン[ショーエンドルフ,ベンジャミン] [Schoendorff,Benjamin]
MA,MSc。カナダのモントリオールにあるContextual Psychology Instituteのディレクター。モントリオール大学メンタルヘルス研究所でACTの研究に従事する傍ら、サイコロジストとして、大人、子ども、10代の若者、カップルを対象とした私設クリニックを運営している
ウェブスター,マーク[ウェブスター,マーク] [Webster,Mark]
United Kingdom Council for Psychotherapy(UKCP)に登録されたサイコセラピスト。1997年に弁証法的行動療法(DBT)から始まった第三世代の認知行動療法(CBT)に関わり、それがきっかけでACTにも興味を持つ。主な関心は、ACTを従来のメンタルヘルスの現場以外でもより広く利用できるようにする方法を見つけることである
オラツ,ファビアン[オラツ,ファビアン] [Olaz,Fabian O.]
PsyD。アルゼンチンのコルドバ国立大学心理学部の臨床心理学および心理療法の准教授、Interpersonal Behavior Laboratoryの研究者およびディレクター。Integral Center of Contextual Psychotherapy(CIPCO)において、ACTおよび機能分析的心理療法(FAP)のスーパーバイザーおよびサイコセラピストを務めるほか、アルゼンチン、ブラジル、その他の南米諸国で著名なトレーナーとして活躍している
谷晋二[タニシンジ]
立命館大学総合心理学部教授。博士(心身障害学)筑波大学。大阪人間科学大学教授を経て2010年より立命館大学教授、2020 Association of Contextual Behavioral Science(ACBS)のFellows(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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