内容説明
子どもや保護者との心理相談や、教職員らとのコンサルテーションだけではなく、スクールカウンセラーの業務には教科書には載らない、専門教育では教えてくれない、さまざまな仕事があります。「スクールカウンセラーだより」を発行したり、「研修会・講習会」を開いたり。この本は、スクールカウンセラーのベテランがそうした「影の仕事」をHow to風に手取り足取り教えるものです。「スクールカウンセラーだより」や「研修会」などでフリーで使えるイラスト、198点つき(デジタルデータのダウンロードも可能です)。スクールカウンセラーなど学校臨床関係者、必携の1冊です!
目次
第1章 スクールカウンセラーだよりの作り方(「スクールカウンセラーだより」の意義;スクールカウンセラーだよりを書こう!)
第2章 研修会・講演会を開こう(教師向け;保護者向け ほか)
第3章 授業観察のコツ(前提編;準備編 ほか)
第4章 雑務を合理的にこなすには(勤務初日―初期に行うこと;日々の雑務 ほか)
第5章 相談室予算の使い方
イラストカット集
著者等紹介
田多井正彦[タタイマサヒコ]
しらかば心理相談室代表、東京都公立学校スクールカウンセラー。長野県松本市生まれ、神奈川県横浜市育ち。公認心理師・臨床心理士。慶應義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業。大手学習塾に入社。運営スタッフとして勤務したのち、臨床心理士を目指して退職。東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科人間科学専攻臨床心理学領域修了。大学時代にメンタルフレンドのボランティアを経験。その後も常に子どもたちと触れ合う職場で活動している。2019年、「しらかば心理相談室」開室。合気道の心理療法への応用も実践、研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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