内容説明
本書は、『一人で学べる 認知療法・マインドフルネス・潜在的価値抽出法ワークブック―生きづらさから豊かさをつむぎだす作法』の支援者向けマニュアルです。第一世代から第三世代の認知行動療法―応用行動分析、認知療法、マインドフルネス、アクセプタンス&コミットメント・セラピーなど―を、一般の方でもわかりやすく、独習が可能なように使いやすくしたものが『認知療法・マインドフルネス・潜在的価値抽出法ワークブック』。本書では、ワークブックの特徴、理論、臨床におけるポイントなどを専門家向けに書きました。また、潜在的価値抽出法という「豊かさ」をキーワードにした新しい認知行動療法についても詳述がされています。『認知療法・マインドフルネス・潜在的価値抽出法ワークブック』を臨床場面で使われる前にぜひご一読ください。
目次
1 支援を機能させるための準備の章
2 生きづらさの章(認知的紐づけ編;体験の回避編)
3 心の柔軟性の章(認知療法編―考え方の幅を広げる力を育むことを目指す;マインドフルネス編―今を存分に味わう力を育むことを目指す)
4 価値にかなった暮らしの章(価値にそった行動編―豊かさに向いた行動変容を支える;潜在的価値抽出法編―マイナス思考に潜在する価値を見出す)
著者等紹介
竹田伸也[タケダシンヤ]
鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻教授。博士(医学)、公認心理師、臨床心理士、認知行動療法スーパーバイザー。香川県丸亀市生まれ。鳥取大学大学院医学系研究科医学専攻博士課程修了。鳥取生協病院臨床心理士、広島国際大学心理科学部講師、鳥取大学大学院医学系研究科講師、准教授を経て現職。日本老年精神医学会評議員、日本認知症予防学会代議員等を務める。「生きづらさを抱えた人が、生まれてきてよかったと思える社会の実現」を臨床研究者としてもっとも大切にしたい価値に掲げ、研究や臨床、教育、執筆、講演等を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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