内容説明
障害者は働くスキルをどう向上でき、支援員や上司はどう支援できるのでしょうか。本書は、就労移行支援(精神・発達障害)と事務系職種(視覚障害)の調査データをM‐GTA(修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ)で分析し、障害をもった方が幸せに快適に働けるように効果的な支援プロセスを提示しています。また、質的研究法学習者のために、異なる領域で得られた知見から普遍的な理論を導く方法を初めて具体的に詳述しました。「質的研究法M‐GTA叢書」シリーズ第1弾。
目次
第1章 M‐GTAの考え方と使い方
第2章 初心者は、どうやって支援員になっていくのか
第3章 躓きタイプ別の支援の仕方
第4章 育成教材の作り方
第5章 職場で就労スキルをどう開発するか
第6章 まとめ
第7章 M‐GTAに関する補論
著者等紹介
竹下浩[タケシタヒロシ]
筑波技術大学保健科学部教授。みずほ銀行、ベネッセコーポレーション、職業能力開発総合大学校を経て現職。M‐GTA研究会世話人。博士(経営管理)(青山学院大学)、博士(心理学)(九州大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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