条件反射制御法ワークブック―やめられない行動を断ち切るための治療プログラム“物質使用障害編”

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  • サイズ B5判/ページ数 78p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784866160139
  • NDC分類 493.156
  • Cコード C0047

内容説明

覚醒剤や危険ドラッグ、アルコールなどをやめられなくなる物質使用障害は、物質摂取に向かう条件反射が成立しているため、意思の力だけでは抜けられなくなっています。そこで、欲求の起こらない新しい条件反射を身につけ、物質摂取へ向かう条件反射を徹底的に弱めることで嗜癖を断ち切る治療法が条件反射制御法です。本書は、デイケアや病棟、外来、刑務所、少年院、保護観察所、回復支援施設などで、物質乱用のメカニズム、症状、問題、離脱のための取り組みなどを学びながら、同時に条件反射制御法のステージを進めていくためのテキストです。

目次

やめられない行動・癖になっている行動について
なぜやめられなくなるのでしょうか
物質使用障害について
やめるための治療・取り組みにはどんなものがあるでしょうか
条件反射制御法(CRCT)とは
“条件反射制御法をやってみよう”制御刺激設定ステージ
うつの気分とのつきあい方
日常を大切に眼前の一題の「着手」から
観照:事実をそのまま見つめ味わう
“条件反射制御法をやってみよう”疑似ステージ〔ほか〕

著者等紹介

長谷川直実[ハセガワナオミ]
医療法人社団ほっとステーション大通公園メンタルクリニック院長、月形刑務所精神科嘱託医、条件反射制御法学会会長補佐。1989年、弘前大学医学部専門課程卒業(在学中に矯正医官修学生)。同年、法務省八王子医療刑務所精神科病棟勤務、東京都立松沢病院研修医(研修期問終了後も医療刑務所と兼務)。1997年、八王子医療刑務所及び松沢病院を退職。民間病院勤務を経て、1999年からデイケア・クリニックほっとステーション、月形刑務所精神科嘱託医

平井愼二[ヒライシンジ]
独立行政法人園立病院機構下総精神医療センター薬物依存治療部長兼臨床研究部長、条件反射制御法学会会長。1985年、徳島大学医学部卒業。昭和大学病院での研修を経て、1989年に下総精神医療センターに就職し、薬物乱用者に専門的に対応した。1995年からは2年間、ロンドン大学セントジョージ病院嗜癖行動学科へ出張。1999年に薬物乱用対策における取締処分側と援助側の∞連携を構想。この∞連携において援助側職員は、患者による規制薬物乱用を取締職員に通報しないこと、並びに、患者が同意すれば後に取締職員と面接させることで特徴づけられる処遇を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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