内容説明
性問題行動防止プログラムに沿って展開した事例を中心に、児童福祉施設の心理職、加害少年、家族らの不安や葛藤、希望を描く。重い現実のなかで交錯する人間の生き様と臨床模様。
目次
序章 性問題行動防止プログラムとは
第1章 出会いからプログラム開始の合同ミーティングまで
第2章 「自分のことを知ろう」について
第3章 外出、そして性教育について
第4章 自分のやったことの振り返り
第5章 問題行動のパターンの理解と再犯防止策を考える
第6章 家族支援プログラムについて
第7章 被害者およびその家族の気持ちを考える
第8章 地域生活にむけての準備と今後について
第9章 性問題行動のケース
著者等紹介
埜崎健治[ノザキケンジ]
神奈川県出身。臨床心理士、社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員(ケアマネージャー)、介護福祉士ほか。最終学歴:目白大学大学院臨床心理学研究科臨床心理学専攻修士課程修業。1991年に国立武蔵野学院教護事業職員養成所修業後、神奈川県職員として採用。県立教護院(現:児童自立支援施設)、小児総合専門病院、児童相談所等、児童・青年期の支援を中心に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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