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出版社内容情報
荒井 裕司[アライ ユウジ]
著・文・その他/編集
目次
1 行かないんじゃない、行けないんだ!
2 ゲーム、ネット、昼夜逆転…子どものここがわからない
3 親と子の葛藤を経て見えてくるもの
4 ときどきお母さんを休もう
5 そのとき心が動いた
6 大丈夫!不登校
著者等紹介
荒井裕司[アライユウジ]
1947年長野県生まれ。高崎経済大学経済学部卒業。高校再受験の予備校設立、不登校の子どもたちのためのフリースクール設立を経て、1992年「東京国際学園高等部」(サポート校)を創立。2005年長野県上田市に教育特区による広域通信制(単位制)高校「さくら国際高等学校」を創立、同学園長も務める。長年にわたり不登校の子どもたちの心と学びをサポートし、個性を育む教育を実践。不登校支援ネットワーク「登校拒否の子どもたちの進路を考える研究会」の代表としてもさまざまな支援活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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luckyair
2
正論の恐ろしさ。「親御さん、特にお父さんがよくやってしまうのは、子どもに向かって議論を仕掛けて、とうとうと正論を述べることです。しかし子どもは親から正論をぶつけられたら返す言葉がない。議論して勝ったからといって不登校が治ったためしはありません。→相手が話し出すまで5分、10分と待ち続ける。その沈黙の辛さを味わってほしい=聞き役。子どもの腹立たしさや苛立ちは心理的な距離の近い母親に投げかけられたりすることがほとんど。母親が厳しい場合、自分で自分を傷つけるか気持ちがどんどん内にこもってしまう。★★☆2023/06/30