出版社内容情報
愛着障害の第一人者が、現場ベースの理論と支援方法を、やさしく解説。
「愛着障害を発達障害と誤解して、発達障害への支援をしても改善せず、徒労感だけが残ってしまう」「愛着の問題を愛情不足と誤解して、愛情を注ぐことでかえって行動の問題を増幅し、余計、疲弊してしまう」……。愛着障害のさまざまな誤解を丁寧に解き、支援方法を具体的に紹介します。
支援が難しい「気になる子」にかかわる際の必携書!
プロローグ まずは15分でわかる! 愛着障害の理解と支援
第1章 愛着障害の理解を深める
1「愛着」という視点から見えてくるもの
2 愛着形成のメカニズムと3つの基地機能
3 愛着の問題を抱えるこども発見のための13のポイント
4 愛着(障害)の6つの誤解
第2章 愛着障害のこどもをどう支援するか
1 愛着障害への不適切な対応
2「愛情の器」モデルとは
3「愛情の器」モデルに基づく愛着修復プログラム
第1フェーズ:受け止め方の学習支援
第2フェーズ:こども主体・大人主導の働きかけ
第3フェーズ:他者との関係づくり
第4フェーズ:自立のための支援
4 愛着形成・修復の支援が成功するためのコツ
5 愛着の問題に対応できるクラスの風土づくり
6 愛着に問題を抱えるこどもの保護者・親への基本的な対応
第3章 発達障害と愛着障害を併せ持つこどもの支援
1 発達障害と愛着障害を併せ持つこどもの支援の基本
2 対応に困る場面から学ぶ、発達障害と愛着障害を併せ持つこどもの支援
おわりに
米澤 好史[ヨネザワ ヨシフミ]
著・文・その他
目次
プロローグ まずは15分でわかる!愛着障害の理解と支援
第1章 愛着障害の理解を深める(「愛着」という視点から見えてくるもの;愛着形成のメカニズムと3つの基地機能;愛着の問題を抱えるこども発見のための13のポイント ほか)
第2章 愛着障害のこどもをどう支援するか(愛着障害への不適切な対応;「愛情の器」モデルとは;「愛情の器」モデルに基づく愛着修復プログラム ほか)
第3章 発達障害と愛着障害を併せ持つこどもの支援(発達障害と愛着障害を併せ持つこどもの支援の基本対応に困る場面から学ぶ、発達障害と愛着障害を併せ持つこどもの支援)
著者等紹介
米澤好史[ヨネザワヨシフミ]
和歌山大学教育学部教授。臨床発達心理士スーパーバイザー、学校心理士スーパーバイザー、上級教育カウンセラー、ガイダンスカウンセラー。専門は臨床発達心理学・実践教育心理学(こどもの理解と発達支援・学習支援・人間関係支援・子育て支援)。日本教育カウンセリング学会理事、日本教育実践学会編集委員、日本学校心理士会常任幹事、日本臨床発達心理士会幹事、関西心理学会役員(委員)、日本学校心理士会和歌山支部長、和歌山県教育カウンセラー協会会長、日本臨床発達心理士会大阪・和歌山支部幹事、和歌山市男女共生推進協議会会長、岸和田市子ども・子育て会議会長、岸和田市児童福祉審議会会長、摂津市子ども・子育て会議会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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