感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
112
海外旅行で最初に覚えるのは「コーヒーを1杯」という現地語。ガイドブックで歩いた道を確かめながら、スイーツともども黒い液体を味わうのが楽しみだった。それほど旅にカフェは欠かせないが、たいていは名もなき小さな店なので本書に登場する洒落た名店には無縁だ。しかし、ふと店内を見渡すとその国や街独特の空気をまとった人が談笑する雰囲気が楽しかった。明らかに娼婦のたまり場だったり、特定の民族や宗教関係者が集まる店に迷い込んで妙な目で見られた経験を思い出させてくれる。ちなみに一番うまかったのは、ポルトガルとオランダだった。2022/02/28
アキ
100
ヨーロッパのカフェは絵になります。ベルリン・ライプツィヒ・ローマ・ヴェネツィア・クラクフ・ウィーン・パリ・プラハ・ロンドンの27店のカフェ巡り。特に夜キャンドルが灯るカフェの幻想的な雰囲気が、時代をトリップしたような古からの伝統を感じます。旅先で立ち寄った地元のカフェは忘れがたい。「旅を思い出すことは人生を二度楽しむことである」メンデルスゾーン。世界で最も美しいカフェと称される美術史美術館内のカフェで食したザッハートルテは美味でした。ポーランドの古都クラクフのカメロットが気になる。珈琲の名言も又愉しい。2022/01/26
racco201
35
遠国のカフェの扉を叩くつもりで頁を開いた。 ちょっと座って一杯のコーヒーが飲めれば‥と思っていたが、ふとしたことで会話を交わした人とのお喋りで人生について考え直したり、カフェの歴史を紐解くうちにその都市の背負う背景の深い重みに気づかされたり‥‥。 著者の歴史、文学についての考察を絡めた味わい深いカフェ案内に大満足して扉を閉じた。 「一杯の珈琲は40年の友情に値する」トルコの伝承 写真のトーンがシックで心が落ち着く。絵地図と挿絵の色鉛筆画も鮮やかにカフェの雰囲気を伝えてくれる。珈琲好きにお勧めの一冊。2021/10/03
はな
33
カフェの旅してみたいな。目的がカフェの旅なんて素敵。カラーの写真と紀行文がカフェ巡りをしてみたいという気持ちを高めてくれました。なかなか海外は今まだ行きにくですが、近くから始めてみよう!2022/07/21
えいなえいな
17
休みの日はだいたい朝からスタバで読書か仕事をしているのですが、なぜスタバなのかというと、スタンプを集めている事とラテが飲みやすい、という点で選んでいます。日本の純喫茶という文化が苦手で、純喫茶で長居をするのができません。どうしてかなと思っておりましたが、欧州のカフェを見るにつけ、その解放感、もしくはプライベート感が強いのかなと思います。日本でも規模の大きい喫茶店なら大丈夫です。ただやはりカフェは外に向かれていてほしいという思いがあるので、スタバみたいなところ(シアトル系というんですね)に行ってしまいます。2022/08/03




