目次
本書の視角と構成
第1部 戦国期地域権力の構造(戦国期「家」権力論の成果と課題;畿内近国「国衆」の動向とその性格;「大原同名中与掟写」にみる「同名中」領の基礎構造;戦国大名被官としての土豪;戦国期における村請の構造と土豪)
第2部 戦国期地域権力の特質(用水相論の実態と戦国大名権力;紛争裁定にみる戦国大名権力の特質;惣国一揆権力の紛争裁定;惣国一揆権力の平和維持と軍事行動;十五~十七世紀における村の構造と領主権力)
補論 太閤検地・兵農分離と中近世移行期研究
著者等紹介
長谷川裕子[ハセガワヤスコ]
1972年千葉県生まれ。1995年明治大学文学部史学地理学科卒業。2002年立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学。2008年博士(文学・立教大学)取得。現在、福井大学教育地域科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。