目次
本書の目的と論点
第1部 古代山寺の平場構造と南西日本の山寺遺跡(多段性平場構造山寺の分析;一面性平場構造山寺の特質;古代山寺の小規模平場と空間機能;中国・北陸・四国の山寺遺跡;九州の山寺遺跡)
第2部 古代山寺の周辺環境―北関東の事例から(宇都宮丘陵における古代遺跡(大志白遺跡群)と仏教遺物
日光男体山頂遺跡出土の鉄製馬形と古代の祈雨)
第3部 古代山寺研究への展望(古代山寺の鍛冶操業地点;古代山寺の僧房;基肄城跡出土の「山寺」墨書土器;鬼城山(鬼ノ城跡)の山寺遺構と山寺遺物
山陰栃本廃寺跡の検討―山寺類型論の視点から)
本書の結論と山寺考古学の課題
著者等紹介
上野川勝[カミノカワマサル]
昭和30年(1955)栃木県佐野市生まれ。立正大学文学部史学科考古学専攻卒業。日本考古学協会会員。専門は山寺考古学。民間企業、地方自治体を経て、北関東を中心とする遺跡調査と史跡保存に係わる確認調査などに参加。平成6年(1994)頃から山寺遺跡の踏査と個人研究を始める。史跡下野国分尼寺伽藍隣接地、下野国分僧寺尼寺中間地域・周辺地域遺跡群、史跡小金井一里塚及び旧日光街道、古代東山道駅路北台遺跡、下野唐沢山城下遺跡群、宇都宮大志白遺跡群、北関東自動車道遺跡群、群馬県八ツ場ダム遺跡群などの栃木・群馬県内外の調査に参加。北陸・東海地方など東日本の遺跡調査時は、畿内とその周辺から北東日本各地の山寺遺跡を探索。佐野市文化財保護審議会委員、栃木県生産遺跡調査員として活動した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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