目次
近世地域史研究の進展のために―「つながり」の視点から
第1章 山を越えた獅子舞―箱根湯立獅子舞の起源をめぐって
第2章 「つながり」がつくる報徳仕法―小田原藩・相州諸仕法の変容・展開と地域
第3章 尊徳仕法の広がりとネットワーク
第4章 阿波藍商人とつながる人びと―相模国を事例として
第5章 小田原藩領における在村炭仲買の流通ネットワーク―江戸炭薪問屋とのつながりを中心に
第6章 幕末期小田原地方の地主貸借関係―経営維持をめぐって
第7章 弘化二年、小田原藩主大久保忠愨の領内巡見
第8章 幕末期の寄場組合大惣代の探索と事件対応―東海道保土ヶ谷宿高橋勘右衛門の事例をもとに
第9章 戊辰戦争期豆相地域における沿岸取締体制―豆相軍監・韮山役所・下田町の動向を中心に
第10章 鴫立庵と「つながり」をもった俳人の地域的な変化



