「共助」をめぐる伝統と創造―日韓コミュニティ比較の視座

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  • サイズ A5判/ページ数 398p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784866021102
  • NDC分類 361.7
  • Cコード C3039

目次

第1編 「伝統的」なるものの継承と変化(韓国珍島農村の歌舞共同体と暮らしのレジリエンス(回復力)
島嶼社会における成人儀礼と性の伝承
青ヶ島のモヤイモノ―地域社会における呪術・宗教的世界の一端
近代日本山村における村落社会の再編と「自然村」―宮崎県諸塚村黒葛原の協議録・共同作業記録に注目して)
第2編 人の移動が創る共助のかたち(多文化としての韓国―多文化、多文化家族、そして他文化;下関と釜山の免税店とポッタリチャンサ;在日コリアン教会におけるコリアンの多様化と教会運営の模索―主日礼拝における日本語の導入・位置づけをめぐって;甘蔗(砂糖キビ)が繋いだ八丈島と南の島々―人口対策と血縁・地縁のネットワーク)
第3編 契約講と契―「伝統的」な社会組織の「今」(契約講の構造と機能―千葉県東総地方の事例から;韓国社会の契の歴史と現在)
第4編 コミュニティの今日的「創造」―公助の死覚と共助の視角(韓国の福祉行政の空白地帯と民間支援―彼らはなぜ社会的弱者を積極的に助けるのか;韓国社会のソーシャルテイナーの活動と役割;学校そしてコミュニティで育つ子ども達―通信制高校の現在と地域社会との連携の実践例;韓国の島嶼とコミュニティ―研究資産の継承)

著者等紹介

松本誠一[マツモトセイイチ]
1949年大阪府堺市に生まれる。1979年東洋大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程単位取得満期退学。東洋大学社会学部社会文化システム学科教授を経て、東洋大学名誉教授・島嶼コミュニティ学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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