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現代修験道の宗教社会学―山岳信仰の聖地「吉野・熊野」の観光化と文化資源化

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  • サイズ A5判/ページ数 227p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784866020853
  • NDC分類 188.59
  • Cコード C3039

目次

第1章 現代における修験道の位相
第2章 近代における行者と講
第3章 近・現代における講の変化―講の衰退と修験道の「開放化」
第4章 修験道にまつわる情報の流行と消費
第5章 現代における大峯奥駈修行
第6章 観光資源化される山岳霊場
第7章 「文化」となった山伏

著者等紹介

天田顕徳[アマダアキノリ]
1982年、千葉県生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻修了。博士(文学)。國學院大學日本文化研究所共同研究員、東京家政大学、東京工芸大学、高崎経済大学、木更津高等工業専門学校などでの非常勤講師を経て、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授。専門は宗教社会学、民俗学。「現代における大峯奥駈修行の変化―地縁血縁から修行縁へ―」(『山岳修験』第61号、2018年、71‐91頁)で、第14回「日本山岳修験学会奨励賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

志村真幸

1
 本書は、大峯山と奥駈道を対象として、現代日本における修験道に迫ったもの。  明治初期の神仏判然令と修験道禁止令によって、近世と近代で修験道が大きく変容したことから論じはじめ、明治・大正期の修験者たちの実態が総覧されていく。そして現代において修験道が一種の体験型の観光となり、また自己を見つめ直すために修行(奥駈)に参加するひとたちが増えている。  実際に自身でも大峯奥駈修行にくわわり、参加者たちへの調査を実施しており、信頼度が高い。従来の単純な観光化といった視点とは違った角度から解釈され、興味深かった。2024/06/19

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