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内容説明
メキシコを代表する画家フリーダ・カーロ。彼女は人生最後の10年間に日記を綴り、そこを内奥の空間、避難所、魂を映す鏡とした。本書はメキシコ人美術専門家カレン・コルデロ・レイマンとエドゥアルド・カサールの解説により、日記の中でフリーダを感じ、絵と文を鑑賞し、この二つの才能がいかに共存しているか知ることができるだろう。そこから五感と想像力が呼び覚まされ、絵と言葉が融合し、読者は別の局面へ導かれる。そして観客となって、フリーダの声を聞き、彼女の息遣いを感じ、美しさに感動し、ブラックユーモアに笑うであろう(原著より)。
目次
フリーダ・カーロの芸術と生涯
芸術作品としてのフリーダ
想像する芸術
フリーダの日々―文学としての解読
フリーダ・カーロの日記
フリーダ・カーロの日記―翻訳
日記でたどるフリーダ・カーロの晩年
年表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
75
フリーダ・カーロが晩年の10年間に記した日記。と言っても、言葉は詩のように連なり、間に描き殴られたような絵もある。そこには感情が焼き付けられているようだ。身体の痛みや足の切断、ディエゴへの愛、共産主義者への共感、過去の記憶、等が入り乱れている。表紙にも見られる彼女の強い眼差しと共に弱さも垣間見せる。この日記をそのまま掲載した紙面は、それだけでアートと言える。彼女の経歴を十分理解しているとは言えないが、彼女の熱さと痛みが伝わってきた。2024/02/05
takao
4
ふむ2024/05/20
多分マグマグ
2
図書館にて。2024/02/12
kaz
1
日記に書かれている落書きのような絵はもちろんだが、文字そのものが芸術的。図書館の内容紹介は『メキシコを代表する画家フリーダ・カーロ。彼女は人生最後の10年間に日記を綴り、そこを内奥の空間、避難所、魂を映す鏡とした。美術書としての価値を備えた画家個人の一連の記録と、その日本語訳を収録する』。 2024/02/16
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