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内容説明
旅、うた、故郷、水俣、民俗、古代―果てしのない旅。民俗学、文学、宗教学の枠組みをこえて、人間存在の根柢を見すえた領域へ。
目次
1 問いと探究―民俗学の旅(常世に臨む島;日本人と海;日本の中の疎外地帯;久留米勤王党事件の全貌―「最後の攘夷党」;民族渡来の原点に帰る―松田修『日本逃亡幻譚 補陀落世界への旅』 ほか)
2 思惟・情熱そして表現(『小さきものの死―渡辺京二評論集』の刊行によせて;一羽のアジサシの声なき慟哭―島尾敏雄『夢のかげを求めて―東欧紀行』;海峡の町とツルの来る町―阿久根、出水、甑島;不器用さを背負って―私が子どもだったころ;フリー・エディターとしての私 ほか)
著者等紹介
谷川健一[タニガワケンイチ]
1921‐2013。民俗学者・歌人。文化功労者。熊本県水俣生れ。東京大学文学部卒業。平凡社「太陽」初代編集長。日本地名研究所、近畿大学民俗学研究所の初代所長。『日本庶民生活史料集成』で第二七回毎日出版文化賞。『日本民俗文化大系』で第四〇回毎日出版文化賞特別賞。「海霊・水の女」で第三七回短歌研究賞。『南島文学発生論』により第四二回芸術選奨文部大臣賞、第二回南方熊楠賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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