内容説明
セザール・フランクをよりよく知り、より多く愛するための真の福音書。フランクの高弟で作曲家のヴァンサン・ダンディが、敬愛する師のために筆をとった思い出の書。伝記としてだけではなく、優れた芸術論・教育論としても読める名著。
目次
第1部 人間としての先生(先生の生涯;先生の人となり)
第2部 先生の作品(先生の作品の系譜;先生の愛好された音楽 ほか)
第3部 教師としての先生(フランク「お父さん」;フランク楽派)
著者等紹介
ダンディ,ヴァンサン[ダンディ,ヴァンサン] [d’Indy,Vincent]
1851年生まれ。1931年没。フランスの作曲家。1872年にパリ音楽院に入学し、セザール・フランクの弟子となる。1894年にはシャルル・ボルドやアレクサンドル・ギルマンとともに音楽学校のスコラ・カントルムを設立。指揮者や教育者としても広く活動し、フランス近代音楽の推進者として活躍した
佐藤浩[サトウヒロシ]
1915年生まれ。2002年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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