チェリビダッケ音楽の現象学 (増補新版)

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チェリビダッケ音楽の現象学 (増補新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865980325
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0073

出版社内容情報

チェリビダッケの音楽観を示す、唯一の講演録。好評につき増補新版として再び刊行!ベルリン・フィル首席指揮者、シュトゥットガルト放送交響楽団首席指揮者などを歴任、多くの伝説的名演を残したチェリビダッケが、1985 年にミュンヘン大学で満員の聴衆を集め行なった歴史に残る講演録。音楽の現象学とはなにか。黒板とピアノを使い、名指揮者が熱く語った内容を忠実に本に再現。2度の重版の後、長らく品切れになっていましたが、この度チェリビダッケの全ての来日に立会った訳者の石原良也氏による来日時の記録や素顔のマエストロを描いた貴重な交流録を加え増補新版として出版します!コンサート記録付。

第1部
 はじめに 父と音楽の現象学――セルジュ・チェレビダーキ
 本書(第一部)について――グンドルフ・レームハウス
 挨拶――ルディガー・フォン・カナル博士
 音楽的なインタープリテーションについて――ルドルフ・ボックホルト教授
 音楽の現象学――セルジュ・チェリビダッケ
 ディスカッション

第2部 音楽は、君自身だ――石原良哉
 チェリビダッケという指揮者がいる
 シュトゥットガルトのチェリビダッケ
 初来日――読売日本交響楽団
 ロンドン交響楽団
 ミュンヘンフィルハーモニーとの栄光
 ガスタイクの主
 1986・87シーズン――ミュンヘンフィルとの来日
 1987・88シーズン――鐘
 1988・89シーズン――10周年と第九
 1989・90シーズン――故国への大使
 1990・91シーズン――ブルックナーチクルス
 1991・92シーズン――ベルリンフィルとの再会
 1992・93シーズン――盟友ミケランジェリ
 1993・94シーズン――黄昏の輝き
 1994・95シーズン――復活のレクイエム
 1995・96シーズン――ブルックナー・ノインテ
 チェリビダッケの庭
 チェリビダッケの録音
 チェリビダッケと作曲家たち
 音楽の現象学の講演について

 公演記録

 あとがき

セルジュ・チェリビダッケ[チェリビダッケ セルジュ]
1912年ルーマニア生まれ。1945年のドイツ敗戦直後、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に彗星のごとくデビューし、フルトヴェングラーが非ナチ化審理が終わるまで演奏を禁じられていた間、首席指揮者として圧倒的人気を誇った。1970年シュトゥットガルト放送交響楽団首席指揮者、1979 年からミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団音楽総監督及びミュンヘン市芸術監督。 日本には、1977・78年に読売交響楽団の客演で来日した他、5回来日している。1996年没。

石原 良也[イシハラ ヨシヤ]
1954年神奈川県生まれ。1976年にチェリビダッケの演奏を聞きにシュトゥットガルトを訪ねて以来、長い交流が始まる。1998年の映画「チェリビダッケの庭」の日本語字幕を担当。東芝EMI100周年記念としてリリースが始まったCDの解説、「チェリビダッケの庭」DVDの日本語字幕、新聞文化欄への寄稿などを通じてチェリビダッケの日本への紹介に努めている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

breguet4194q

48
著者の主張を全て理解できてるとは到底思わないが、とにかく「音」というものに対して、とてつもない哲学を持っていることがわかります。前段で、著名な教授がチェリビダッケ氏の哲学をわかりやすく解説するはずなのに、それがサッパリ意味がわからない。(中盤に掲載されているチェリビダッケ氏自身の講演内容の方が、断然わかりやすい)。挙げ句、後段の訳者の自慢話は、歴史的事実を除くと鼻につくことばかりで、残念で仕方がない。とにかく、チェリビダッケ本人の講演が目玉。本当に偉大な指揮者だと実感できました。2025/06/06

sou

2
哲学的で難解な文章なので十分理解できたかは怪しいものの、テンポ(≠速度)は唯一無比であるという捉え方が面白いと思いました。指揮者としては独特なスタンスですね。「時間的な次元は最初から音程の中に含まれている」、「音楽に選択の余地はなく、したがって解釈もない」2021/04/16

あれっさんどろ

2
彼のゆったりしたスピードの演奏の理由が、なぜ録音嫌いで録画は許したのかなどの理由が明かされています。まず彼の第九を聞いて見たくなりました2017/12/11

1
発行日:2017年5月31日増補新版第1刷 2006年11月10日初版第1刷 2009年6月25日初版第3刷 著者:セルジュ・チェリビダッケ 第二部著者・初版及び増補新版訳者:石原良哉 発行人:茂山和也 発行所:株式会社アルファベータブックス 装丁:佐々木正見 印刷:株式会社エーヴィスシステムズ 製本:株式会社難波製本 定価:本体2500円+税 初版共訳者:鬼頭容子 編集:結城加奈 中川右介、佐藤英豪、セルジュ・イオアン・チェレビダーキ2025/02/03

trazom

1
この本を読んで以来、「テンポは響きの豊かさで決まるのだ。速度とは違う!」というチェリビダッケの言葉を噛みしめながら、楽器に向かうようになった。2017/07/09

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