演奏史譚1954/55―クラシック音楽の黄金の日日

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演奏史譚1954/55―クラシック音楽の黄金の日日

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  • サイズ B6判/ページ数 424p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865980295
  • NDC分類 762.3
  • Cコード C0073

出版社内容情報

クラシック音楽界が最も熱かった激動の2年間を、のこされた音源 をもとに再現する、壮大な歴史絵巻……!フルトヴェングラー死去、トスカニーニ引退… 19世紀生まれの巨匠たちは去り、カラヤン、バーンスタイン、マリア・カラスらが頂点に立った冷戦の最中。東西両陣営の威信をかけて音楽家たちは西へ、東へと旅をする。ステレオにより「レコード」黄金時代が到来しグールドという新世代のスターが誕生。――――その時、吉田秀和、山根銀二は何をみて、きいたのか。

はじめに

第一部 一九五四年

第一話 ニューヨークの吉田秀和
第二話 トスカニーニの《仮面舞踏会》
第三話 カラス、カラヤン、そして
第四話 RCAのステレオ録音開始
第五話 メキシコに死す ?クレメンス・クラウス?
第六話 去りゆくマエストロ ?トスカニーニ最後の演奏会?
第七話 バルトークの墓 ?ニューヨークのアヅマ・カブキ?
第八話 リリー・クラウスと『戦場のメリークリスマス』
第九話 バックハウス、東へ
第十話 来朝楽人の春、指揮権発動の春
第十一話 『シベリヤ物語』と《森の歌》
第十二話 二曲の交響曲 ?ショスタコーヴィチとムラヴィンスキー?
第十三話 荘厳な熱狂 ?パリのフルトヴェングラー?
第十四話 テルアビブの人々
第十五話 モンテヴェルディ事始
第十六話 ターリヒと「プラハの春」
第十七話 レッグ・ザ・プロデューサー ?ウォルター・レッグとレコードの世紀?
第十八話 オイストラフ、西へ
第十九話 デッカのステレオ録音開始
第二十話 ロジンスキーとウエストミンスター・レーベル
第二十一話 クレンペラーの帰還
第二十二話 ブルックナー事始
第二十三話 ザルツブルクの小枝
第二十四話 九十四丁目の孤独 ?ホロヴィッツ?
第二十五話 死ぬことを拒否したオーケストラ ?シンフォニー・オブ・ジ・エア?
第二十六話 ハリウッドより ?ハイフェッツとコルンゴルト?
第二十七話 バーンスタインとテレビの時代
第二十八話 アメリカの好青年 ?クライバーン?
第二十九話 原爆を許すまじ ?ケンプとゴジラと第五福竜丸?
第三十話 フルトヴェングラーの死
第三十一話 砂漠 ?吉田秀和と別宮貞雄?

第二部 一九五五年
  
第三十二話 メトの黒人歌手
第三十三話 「神童」?渡辺茂夫とプリさんグルさん?
第三十四話 ここに泉あり ?群馬交響楽団の夢?
第三十五話 大阪にオペラを ?朝比奈隆と武智鉄二?
第三十六話 嵐の前 ?ジョルジュ・シフラ?
第三十七話 カラヤン、玉座に
第三十八話 ディーヴァの降臨 ?ヴィスコンティとカラス?
第三十九話 オイストラフ来日 ?仕掛人、小谷正一?
第四十話 ショパン・コンクールの人々
第四十一話 銀二ミラノへ行く ?山根銀二とスカラ座のカラス?
第四十二話 一九五五年のバッハ(一)?アンスバッハのリヒター?
第四十三話 一九五五年のバッハ(二)?グールド登場と若者の世紀?
第四十四話 一九五五年のバッハ(三)?プラードの「聖者」カザルス?
第四十五話 バイロイト・オン・ステレオ
第四十六話 二つのベルリン、一つのウィーン
第四十七話 「バイロイトの第九」発売

エピローグ 一九五六/五七年、王は死せり

あとがき
引用文献・主要参考文献
索引


山崎 浩太郎[ヤマザキ コウタロウ]
1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、共著書に『栄光のオペラ歌手を聴く!』( 音楽之友社)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)がある。

内容説明

フルトヴェングラー死去、トスカニーニ引退…巨匠たちは去り、カラヤン、バーンスタイン、マリア・カラス、グールドが頂点に立とうとする、ステレオ・レコード黄金時代前夜の1954年から55年。冷戦下、音楽家たちは東西両陣営の威信をかけて西へ、東へと旅をする。そのとき、吉田秀和、山根銀二は何をみて、きいたのか。音楽界が最も熱かった激動の二年間を、音源をもとに再現する、壮大な歴史絵巻。

目次

第1部 一九五四年(ニューヨークの吉田秀和;トスカニーニの『仮面舞踏会』;カラス、カラヤン、そして;RCAのステレオ録音開始 ほか)
第2部 一九五五年(メトの黒人歌手;「神童」―渡辺茂夫とプリさんグルさん;ここに泉あり―群馬交響楽団の夢;大阪にオペラを―朝比奈隆と武智鉄二 ほか)

著者等紹介

山崎浩太郎[ヤマザキコウタロウ]
1963年東京生れ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿するほか、衛星デジタルラジオMUSIC BIRDのクラシック・チャンネルのパーソナリティなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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山内 ダイスケ

1
目次を見ただけで予約してしまった。 中身は、フルヴェン時代以後のクラシック音楽会を追った書籍。 カラヤンは好きではないが、時代を造ったひとではあった。 一番クラシックが輝いた時代のメモリアル。 満足。2017/03/31

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