内容説明
世界一のピアニストは、誰なのか?コンクールでの演奏を徹底的に聴いて、初めて分かることがある。ポゴレリチ事件とは、いったい何だったのか。コンクールの本質に迫るべく、スキャンダルに満ちた歴史を振り返る。歴代優勝者、有名落選者、日本人入賞者の演奏を論評。ネット中継で可能になった過去3回の「予選・本選」を徹底論評。
目次
ショパン・コンクールとは何か
第1部 ショパン・コンクールの歴史(ショパン・コンクール一〇大事件;ショパン・コンクールの覇者たち;ショパン・コンクールに敗れた名ピアニストたち;ショパン・コンクールに入賞した一一人の日本人)
第2部 ショパン・コンクールを聴く(ショパン・コンクールの課題曲と審査方法について―「コンクールを聴く」全体のまとめとして;「ショパン・コンクールを聴く」ための重要なDVDおよびCD)
著者等紹介
舩倉武一[フナクラブイチ]
1959年8月、兵庫県生れ。1962年YAMAHA音楽教室に規定年齢以下で入室したものの指導内容に飽き足らず、関西楽壇で活躍していた横井和子の紹介で神戸女学院出身の塚本淑子に師事し、夫の塚本利郎からも不定期で音楽理論を学ぶ。1975年、当時音大生の姉を頼りに上京。姉の師であるピアニスト鈴木洋の紹介により、ピアノを梅谷明、作曲理論を島岡譲に師事し、個人レッスンを毎週受講。中央大学教授・桐朋学園大学講師だった別宮貞雄の専門課程講座を受講(習得単位は8単位、他は聴講)するが、1983年3月を最後に音楽活動を中断。現在、都内私立中学高等学校に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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