内容説明
ハーンとの比較論、日本人文学者のモラエス観など新たな視点からの探究!徳島に隠棲し、日本文化をポルトガルに紹介し続けた文学者の軌跡。
目次
1 モラエスの軌跡(モラエスの生涯;モラエスをめぐる女性たち;モラエスの文学と主要作品)
2 モラエスとハーン(二人の作家の共通点と相違点;モラエスが現代に語りかけるもの)
3 日本人文学者とモラエス(佐藤春夫とモラエス;吉井勇とモラエス;新田次郎とモラエス;司馬遼太郎とモラエス;遠藤周作とモラエス;瀬戸内寂聴とモラエス;花野富蔵とモラエス;佃實夫とモラエス)
4 モラエス新考(モラエスとハイカイ―翻訳の方法と実践;モラエス来徳日時とルートについての一考察;サウダーデとポルトガル人―パスコアイスとモラエスの事例に触れて)
著者等紹介
深沢暁[フカザワアキラ]
東京都出身、東京外国語大学大学院修士課程修了。天理大学国際学部教授。ポルトガル語学・文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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