感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
8
LLブック。著者が濱口瑛士さんとあったので手に取りました。識字障害、ディスレクシア。字がうまく書けないぼくと、字をうまく読めないケイタ君。ふたりで組んで一冊の本の感想文を書くという国語の宿題に取り組んだ。ぼくが読んで、ケイタ君が聞き、録音して文字に起こす。そしていっしょに感想文を考える。提出した宿題は100点で戻ってきた。苦手な国語がやり方を工夫することでできた。そして知った自分たちの障害を、できる方法で克服しつつあるラストは輝いて見えた。2025/07/03
貧家ピー
2
うまく字を書くことができない主人公とうまく字が読めないケイタ君が、ふたりで協力して感想文を書く。 この本でディスレクシアとわかって対応できるようになる人が増えると良い。 2025/08/10
おと🦁🐾
1
文字から音や意味に変えることと、音や意味から文字に変えることの両方が苦手な「読み書き困難タイプ」、音や意味から文字に変えることだけが苦手な「書き困難タイプ」2025/06/29
たくさん
0
ディスレクシアとわかって救われる人が少しでも増えてほしい。と思う反面、ディスレクシアじゃない子が周囲にディスレクシアの子がいないのに、この知識だけ悪用して怠けてなんかないと開き直る、がんばっているから私は許されるという考えになる助長になれば怖いなと思います。最近の外国人犯罪も本当に困る人に対する法令を悪用して都合の良いように解釈し自分だけずるをしようとする。こういう弱者対策の啓発は悪用ずるする人の穴埋めは必要だなと思います。(少し論点ずれましたね)2025/06/09